ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

アメリカからの手紙

アメリカのパルから久しぶりの手紙が来た。

彼女はイタリア系で半年ほど前にフライトアテンダントに復職した。

それまでは、かなり頻繁なやりとりがあったものの、

復帰のための研修や仕事のために月の半分は違う都市に住む生活になり、

手紙はストップ、

メールはほとんどしないパルで、facebookもなかったので、

全くの音信不通状態。

それでも、彼女は気の合う友達で、多少の手紙は途切れても、

また落ち着いたら手紙をくれるだろうと思い、バースデーカードを

先月、送った。

今日、彼女から久しぶりに手紙を受け取った。

やっぱり、想像通り、いや想像以上に忙しい日々を送っているらしい。

忙しさは倍増しているだろうけれども、とても充実した生活を送って

いることが彼女の文面から溢れ出ていた。

誕生日のカードもとても喜んでくれたようで、

「あなたの心のこもった文面に私が特別な存在かのように感じれて

とても愛されてると思ったわ!」と。

・・・私、何書きましたっけ?と一瞬、焦りましたが、

喜んでもらえたようなので、よしとしましょう。

以前は、誕生日カードに書く定型文といった類を調べて書いていた。

でも、私も誕生日カードやそれ以外のときにカードをもらうようになり、

そういう定型文で送ってくる人って、意外と少ないと感じた。

多くのパルたちが、誕生日に、特別なときに、

普段とは違う”今だからこそ伝えたい”というメッセージを書いてくれていた。

それは本当にひとそれぞれ違って、

サウスカロライナのパルが

「あなたは私の友達の中で、一番距離が遠く、一番心理的に近い人」と

書いてくれたり。

フロリダのパルが、

「今年も会えなかったけれど、来年の誕生日には駆け付けるわ。」と

毎年のように書いてくれていたり、

「特別な友達に特別なカードを」とイギリスのパルが書いていたり、

そういうちょっとした一言が、

「あなたの一年が健康と幸福にあふれますように」といった定型文の

数倍、うれしいことを私も文通で知った。

文法の間違いを恐れたり、誤解を恐れて定型文に頼っていたときもあったけれど、

何年も続いているパルたちは、私の英語の拙さは

バースデーカードを開くまでもなく知っているわけで、

はっはっは~と開き直り。

久しぶりに彼女から来た手紙の返事を書こうと思う。

「あなたの周囲で何が起こっているのか、どれもこれもいつも興味津々よ。

私に話して!」と書いてあったので、

実母の危篤事件に娘のクラスのことに、ママ友に…

ペンは止まりませんよ~。

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