台湾のパルから手紙が届いた。
彼女が最初に書いていたのは、台湾でカラーパウダーが原因でたくさんの人がやけどをしたこと、
それに対して、日本が皮膚やベッド、検査器具などをたくさん支援してくれたことに対する
感謝の気持ちが綴られていた。
「やっぱり、日本ですね!」と。
4年前に日本は台湾に助けられているから、と彼女にLineで送ったら、
彼女が台湾のニュース動画を送ってくれた。
そこには日本人医師がマイクを向けられ、
「日本は4年前に台湾に助けてもらった、今度は日本の番です。」と話していた。
きっと多くの日本人が同じように思ってニュースを見つめたことだろう。
善意の連鎖というのだろうか、日本と台湾のように両国民が友情を感じる国もあれば
なんだか噛み合わなくて、ストレスを感じる国もある。
どちらも一度、その方向で回り始めたら止めることが難しいように感じる。