毎月1度、定期便のように手紙を出すパルの中に
ラジオのDJをしているパルがいる。
bitter-chocolate3.hatenablog.com
彼は珍しく続いている男性パルの一人で、
ブログをさかのぼるとかかれこれ2年文通している。
こういうときに備忘録のようになっているブログは便利。
悪い奴ではない。
人畜無害というか決して他人に危害を与えない、
いつも穏やかで、温かく、そんな彼なのだけれど
たまにため息がでる。
今回の手紙も、つい「はぁ…」とため息をついてしまった。
彼は敬虔なクリスチャンで、せっせと私にも教会のパンフレットや
教会の名刺のようなものを同封する。
今回も
「幸福が君を待っている!
ぜひ、ここを訪れてほしい!」
という内容の教会のちらしを同封していた。
”ちらし”とスーパーのちらしと同じ扱いをしてしまったけれど、
私には”広告”にしか見えない。
何度も、”宗教には興味ないから、別の人に配ったら?”と
これ以上に直接的な言い方はないでしょ?と思うくらいの
強い表現で言ったつもりなんだけれど、
粘るね、あんたも…と同封されているパンフレットにため息が出た。
苦境の中、宗教や信じることが一縷の望みになっている人の
宗教まで否定しようとは思わないけれど、
いまの私には宗教は必要ないの、と何度も言っているのに。
ロンドンのパルやアメリカのパルたちに
なんて伝えたら、彼は私の宗教に対する思いを理解してくれるのかしら?
と英語での表現方法を聞いたら、
「それはもう英語の話ではない。」と言われた。
宗教さえちらつかせなければ、いい人なんだけれどなぁ。