年をとったと思うときは人それぞれなんだろうけれど、
私は”便箋”で最近、感じる。
もうかわいいのを受け付けない。
リラックマやチョコパ、スヌーピーのレターセット、
かわいい~!と大事にとっておいたのだけれど使う気になれない。
前はもったいなくて使えなかったのだけれど、
いまはなんだか疲れる、そのかわいさやごてごてに。
パルたちからの手紙も同じで20代のパルが段落ごとに
ペンの色を変えて書いてくれている手紙を見ては、
「・・・はぁ」とため息が出てくるようになった。
なんだか手紙の内容以前のところでエネルギーを
吸い取られている気すらする。
私がかわいい便箋で書いているのに、ルーズリーフか、
まぁ、気にしないけれど~と前は思っていたような便箋には
全く関心を払わないパルたちからの手紙を見ると
いまはほっとする。
「かわいい便箋を使っての文通希望」というような
リクエストをしている人もたまに見かけるくらいなので、
「味もかわいげもないルーズリーフのような紙で便箋希望」と
私も書きたくなってきたほど。
(実際にはそんなリクエストをしませんが)
そんなわけで、最近はマステをちょっと貼っただけの
無印良品の便箋やただのクラフト紙にシール1個、
というシンプルというか素っ気ない無愛想な紙に
手紙を書いている。
文通も4年目という気の置けないパルたちへの手紙、
どんどん楽~にゆる~くなっている気がする。