ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

子どもを4人東大に入れた佐藤ママ

”佐藤ママ”、子ども4人を東大に入れたというニュースに
ほぇぇ~と声が出てしまった。
東大っていうのもすごいのだろうけれど、
子ども4人を同じレベルにする、というところがすごい!
教育論などで尾木ママと熱い議論になったと話題になり、
私自身も彼女の本は読んでいないのだけれど、
子ども3人育て中の私でもわかる、このすごさ。

だってね、子どもって、同じに育てているハズなのに、
本当にすべてがバラバラ。
長女の花子は小4で成績優秀のほうだと思うし、読書好き。
とーってもマイペースで忘れ物もすごい。
先日も、「筆箱忘れてる!」と気づき、
次郎に集合場所までダッシュさせてセーフ!と思ったら
台所で箸箱発見…。
でも、「宿題やって~」といえば、「は~い」の日々。
宿題を見て苦手なところを見つけ、
「ここの単元のドリルして」とドリルを渡すと、
「え~、もぅぅぅぅ」と言いながらもドリルをする。

長男の太郎、もう制御不能。
「宿題やって」「あとで。」
「ピアノ弾いて」「うるさいなぁ。」
血管切れる…血圧上がるのは太郎のせいじゃ~!!と
夫に八つ当たりしながら、
「宿題をしていただけるかしら?」とお願いして、
ちょっと宿題ができただけで、
「あら早い!さすがですわ!きゃ~惚れる~!」と絶賛して
「俺、お母さんに褒められても、そんなに嬉しくないで。」
とか言われて…
イラァ~っときながら耐えて子どもに教えるのが
塾に行かせずに母親が子どもの勉強をみることを意味して
そのストレスや苦行はもうプライスレス。
太郎の勉強をみるだけで、花子の3倍の労力を消費。

そして、今度入学予定の次郎は、
花子の1年生のときを彷彿させる。
お勉強には困らないだろうけれど、とーってもマイペースで
先生に「次郎君、みんな終わってるよ~。」と言われて、
「うん、見たらわかる」と言ったらしい。
・・・ちゃうで、そこは周囲を見て”ちょっと急いで”っていう
メッセージを受け取ってほしいところですから~!と
先生との会話を聞いて、ここにもマイペースな人がいたか…
と愕然とした。
我が家、家庭訪問では”マイペースですね”と言われ続けるかと。

次郎は「ピアノ弾いて~」とお願いすると、
「気分じゃない」と言う芸術家肌。
硬筆も自分が頭で描いている字が書けないと癇癪を起こす。
次郎は自分の年齢に対して目標設定が高すぎるんだと思う。
我が家でもこどもの性格はかくも三者三様で…、
一言でいえば、「ややこしい」。

きっと佐藤ママだって、子ども4人の性格はバラバラで、
勉強方法や扱い方もそれぞれに違っただろうし、
それをうまく操縦して東大に合格させたその手腕、
「お見事!」と思う。
ちょっと図書館で本を借りてみようかと思った。
「反抗期はこさせないようにする」という佐藤ママ、
我が家の子どもたちはすでに反抗期のようで、
読むには遅すぎかもしれないけれど。

 

 

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた

「灘→東大理III」の3兄弟を育てた母が明かす志望校に合格するた