ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

隣の席と理系女子

「花子ちゃんって、本当にマイペースよね~」と知り合いのママ友に
「いいことだわ~」と褒められた。
マイペースは誉め言葉かどうか悩むところだけれど、
女子グループのトラブルにも関知せず
(というよりトラブル自体を一人だけ知らなかった)
男子グループのトラブルにも関知せず。
(というより一人知らない…)

マイペースも限度っていうものがあって、
花子は自分のペースで動くなんていうレベルではない。
いままでの担任にも”職人気質”とか”完璧主義”とか
各種、肯定的?に言われたこともあったけれど、
周囲を全く気にせず、ものすごく集中する…ことが多い。
まわりで何が起きているかを敏感に察知する小4の太郎とは違い、
小6になっても周囲は気にならないらしい。

我が家の子どもたちが通う小学校は、
基本的に月に1回の席替え。
小2の次郎、小4の太郎が新しく隣になった人や新しい班について
仲良しの友達との席の遠さを嘆き…という席替えあるあるを語っていた。
「花子は?」と聞くと、
「席替えは先週の木曜にやった」と返ってくる。
それで、隣の席はだれ?と聞いたのが火曜日。
「知らない。」

知らない?!隣を?木曜からいるのに?と衝撃を受ける。
衝撃を受けつつ、じゃあ、前の人は?と周囲から順番に
思い出してもらおうと聞くと、
「前の人の背中しか見てないから、顔わからない」。
じゃあ、後ろの人は?
「後ろを振り向かずにプリント渡すから、知らない。」と。
そんなこと、ありえる?!と思うだろうけれど、
正直、またそれか…と思ってしまった。

そんな花子、最近は紫式部がお気に入りで、
源氏物語を読んだり、映画を観たり、紫式部日記を読んだり、
平安時代についての本を読んだりと忙しそう。
源氏物語』の映画で一番良いのは?と聞かれ、
やっぱり光源氏を元宝塚男役の天海祐希が演じた源氏物語
一番!と答えたところ、それを観たらしいが
いまひとつだったらしい。
美しくて凛々しくて、現代女性の憧れる光源氏だと思うのに。
源氏物語にますます入れ込み中の小6。
そろそろ隣の席の人の名前、覚えてきてほしい…。

そんな花子の言動、理系女子のママさんたちからは
「私の子ども時代を思い出す~!!」
「花子ちゃんと同じようなことをよく思ってた!」
「花子ちゃんの考えがわからなかったら、私に聞いて!」
と言われるほどの典型的な理系女子らしい。
理系女子は日本だけではなく、スイスやアメリカにも…。
典型的な文系女子の私、全くわからない。

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