ロンドンのパルから”How are you?”とメッセージかきたとき、
「オンラインレッスンの評価にちょっとがっくりきているところよ」と
講師からのメッセージを彼女に見せた。
そこには、「興味のある分野の語彙は豊富だが、
そうでない分野の語彙が少ない」と書かれてあった。
いやいや、普通、そうでしょ?
興味ない分野の語彙が豊富な人って、どんな人よ?と
言いたいのをぐっとこらえて、
ロンドンのパルに
「そういうことだから、これからはマクロ経済とか公的年金、
国民皆保険制度について私と話して。単語が増えるように。」と
話したところ、
「それは、確かに全く楽しそうじゃないわねぇ…」と。
ちょっと英語に疲れてしまったので、
読書をすることにした、日本語で。
- 作者: ロンブカトー,Lomb Kat´o,米原万里
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/03
- メディア: 文庫
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「25年間に16ヶ国語をほとんど自国をでることなく身につけた女性の
外国語習得術」というAmazonの説明に飛びついてしまった。
読んでみると、これが至極最もで、耳が痛い。
しゃべるのを恐れぬこと。誤りを犯すことを恐れず、それを
直してくれるように頼むこと。そして、実際に誤りを指摘されたら
がっかりしたり、いじけたりしないこと。
わかっていても、誤りを指摘されたら凹むのよね…と
ため息をついついてしまったけれど、
そういえば、最初のころは私も「どんどん誤りを指摘して!」と
頼んでいた気がする。
あまりにも多くて、「やっぱり指摘いらん…」と言ったっけ。
外国語学習で一番大切なのはくじけない精神力かも。