ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

『わたしの外国語学習法』


ロンドンのパルから”How are you?”とメッセージかきたとき、
「オンラインレッスンの評価にちょっとがっくりきているところよ」と
講師からのメッセージを彼女に見せた。
そこには、「興味のある分野の語彙は豊富だが、
そうでない分野の語彙が少ない」と書かれてあった。

いやいや、普通、そうでしょ?
興味ない分野の語彙が豊富な人って、どんな人よ?と
言いたいのをぐっとこらえて、
ロンドンのパルに
「そういうことだから、これからはマクロ経済とか公的年金
国民皆保険制度について私と話して。単語が増えるように。」と
話したところ、
「それは、確かに全く楽しそうじゃないわねぇ…」と。

ちょっと英語に疲れてしまったので、
読書をすることにした、日本語で。

 

わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)

わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)

 

 


「25年間に16ヶ国語をほとんど自国をでることなく身につけた女性の
外国語習得術」というAmazonの説明に飛びついてしまった。

読んでみると、これが至極最もで、耳が痛い。

しゃべるのを恐れぬこと。誤りを犯すことを恐れず、それを
直してくれるように頼むこと。そして、実際に誤りを指摘されたら
がっかりしたり、いじけたりしないこと。

わかっていても、誤りを指摘されたら凹むのよね…と
ため息をついついてしまったけれど、
そういえば、最初のころは私も「どんどん誤りを指摘して!」と
頼んでいた気がする。
あまりにも多くて、「やっぱり指摘いらん…」と言ったっけ。
国語学習で一番大切なのはくじけない精神力かも。