ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ホワイトボードで授業

青森在住のアメリカのパルから「こどもたちは元気?」と
ラインがきた。
青森県”タイムリー!!社会で習いたて。

実は、最近、家で”学校ごっこ”をやっている。
こどもたちの計算用紙にいままでは大量にもらったメモ用紙を
使っていたけれど、それも底を尽き始めた。
さて、なにかいいものはないかしら?と思っていて
”ホワイトボード”の存在を知った。
そして、壁掛けの大きいホワイトボード1つと
子どものメモ用に小さなホワイトボードを3つ買った。
大きいホワイトボードでは主に授業をしている。
私や夫がこどもに授業して学校の授業を先取り…ではなく、
こどもたちに”今日の授業”短縮版をやってもらっている。

1時間が45分の学校で受けている授業を3分でやって!と
こどもたちにやってもらうこと3日目、
かなり学校での授業の様子やこどもたちの性格がわかってきた。

例えば、末っ子の次郎、板書のときは必ず左手は後ろの腰の位置。
次郎の担任の先生はああやっているんだろう。
意外に次郎はきっちり映像で記憶するタイプのようで、
まず今日の国語は…と、ばーっと先生が黒板に書いたであろう
位置そのままに文字を書く。
45分の授業もほぼ3~5分にまとめ、わかりやすい。

3年生の太郎、45分授業を3分に短縮…って言ったのに、
授業が長い。「えーっと…」「だから…」とすべて黒板に
言った言葉を書き、その上、漢字間違い多発で、
「漢字が違う!」とか「”だから”って、何回書くの?」と
生徒役の私や夫に突っ込まれる。
算数をやろうと理科をやろうと、結局は漢字間違いだらけ。。。

そして、5年生の花子、昨日は社会科の”養殖”だった。
青森県ではひらめの養殖をやってます」と。
えぇ?青森=りんごとねぶた、しか習ってない!と私が驚くと、
「1990年代から始まりまして…」と言われる。
知らなかった…という発見がこどもたちからの授業にもあった。
花子の集中力は授業の最初のほうにしか保たれていないようで…
どの授業もとても短い。
えぇ?45分でそれだけ?と驚くほどで、
花子もノートを見返して、「あぁ!ほかにも…」と思い出し、
授業をちゃんと聞いてきなさい~!!となる。
では、花子はどこをしっかり覚えてくるか。

例えば、花子の社会科の授業は、最初に
「えぇ~、今日はほにゃほにゃほにゃーで…」と言う。
最初になにを言っているのか聞き取れません!と言うと、
「○○先生はこんな感じ」と、社会科の先生の物まねだったらしい。
そして、「キンコーンカーンコーン」と授業の途中でチャイムが鳴り、
ばーっと早口でまくしたてて、
「もう黒板消しても良いか?」と最後はいつもすごく急いで終わる…
のも社会科の先生のお約束らしい。。。
先生…もうちょっと授業を計画的にお願いします…。

こどもたちの授業は先生の個性が意外にでる授業だった。
こどもたちに授業を3分でやってもらうと意外に簡単な
復習になっていいかもしれない。

 


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