ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

思い出すこと


国名を聞いたとき、どんなことを想像するのだろうか?
もし、その国に知り合いがいたら、彼女たちから聞いた情報が
私の頭の中では思い出される。

イランのニュースを聞けばイランのファーちゃんを思い出し、
香港の話題を新聞で読めば、「デモにイライラします」と
手紙で語っていたえいちゃんを思い出す。

そんな中、最近よく話すのはアラブの青年。
アラブ…中近東のどこの出身だったか忘れていたけれど、
会話の中で、「そういえば、出身はUAEだっけ?」と聞いたところ、
カタールだよ」と言われた。

カタール
この国名で思い出すのはひとつしかない。
ドーハの悲劇”。
「あぁ、ドーハの悲劇の地ね!」と答えた私に
イラク対日本のサッカー試合のことだよね?
でも、あれって、同点だったのに、なんで悲劇なんだ?」
と聞かれて固まる。

・・・ドーハの悲劇、同点だったの?
なんで、じゃあ悲劇?とwikipediaで調べることに。
FIFAのワールドカップ初出場を逃した、というところが
悲劇だったと知る。20年以上経て。。。

「メイがサッカーファンじゃないっていうことだけは
よくわかったよ。」と
アラブの青年改めカタールの青年に言われる。

最近、海外のパルたちに熱く語ってしまうのは甲子園。
日本には夏に高校生たちが野球で盛り上がる甲子園っていうのがあって…と
語ってしまう。
「お兄ちゃんたち、頑張るなぁ・・・」と前は見ていたのに
いまは「うちのこどもたちもあと何年で高校生?」と
お母さん目線で見てしまう。
ケガだけせず、とにかくやり切って勝っても負けても悔いなく…と
応援していると、
縁もゆかりもない高校生たちが負けて悔し泣きをしているのを
見るだけで泣いて、こどもたちに不思議がられている。