ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

今年もエイプリルフール!

 

今年のエイプリルフール、
すっかり忘れて家族旅行に出かけていたら、夫に
「今年はエイプリルフールしないん?」と聞かれ、
はっっと思い出した。

日本の友人にはホテルの洗面所の写真を送り、
「現在家出中」と添付してエイプリルフール。
友人が3人だけ「何があった?!夫婦喧嘩?!」と返信くれ、
そのほかは「今年もやるのか…」とか「きたー!!」という
例年行事化しているエイプリルフールのため耐性ができていた。
「今日は家にスマホを忘れて買い物にでたけれど
エイプリルフールだからメイからメールがくるだろうと
スマホを取りに帰ったわよ」という友達も…。

海外のパルたちには
「素晴らしい男性に出会ったから、人生の再スタートを切る!」と
いうメールを送ったのだけれど、
「嘘?!」と驚いてくれたのはインドのスーだけで、
"Nice try!"(よく頑張ったわね)
"Can't get me this year!"(今年は引っかからない)
「メイからのエイプリルフールは想定内」と、ほぼ全滅…。
ファンレターからメル友になっている海外作家にまで
「夫の仕事の都合でメキシコに一家で行くので、
これからはメールをスペイン語でしませんか?」なんてメールを送り、

スペイン語のメールを受け取ったのでネタ晴らしをしたら、
「うわぁぁ!やられた!」と返信があり、しっかり引っかかってもらえた。
来年こそは、みんながわっと驚くエイプリルフールを!と燃えている。

 

 

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たまには違う郵便局

 

海外文通をするようになり、よく切手を買うようになった。
小包も出すので、郵便局には月に2回は行っている気がする。
そんな私には”行きつけ”の郵便局がある。
前は車で10分ほどの小さな郵便局の女性局員さんのいる郵便局が
対応がしっかりしていて、そこばかり行っていた。
どこの国に何がダメかもきちんと知っていて、
調べるときも早い。
アルジェリアだとかイランに”国際書留”なんてしても動じず、
とーっても頼りになった。
その女性局員さんともう一人後輩株の女性局員さんと私と、
海外文通を始めてから、「あそこの国に書留は?」と聞いたり、
「52円切手をいろいろほしい」と言えば、広げてくれたり
(お客さんがだ~れも来ない郵便局だからこそ)
私も質問したりしながら、一緒に成長した仲…だったのに
残念ながら年上の局員さんが先に異動し、
その2年後には後輩局員さんも異動。
新しい局員さんたちは国際郵便に疎く(田舎なので当然だけれど)
時間ばかりかかるようになって、
足が遠のいた。

そして、いまはさらに足を延ばして…「あんなところまで?!」と
知り合いに驚かれる郵便局まで行っているけれど、
そこの局員さん、すんごく国際郵便に詳しいんです!
そして調べるときも時間をかけない。待たせない。
その上、次に行ったときは、「どこどこの郵便状況ですが…」と
新しい情報を教えてくれたり、小包で送れないものを調べていたり、
勉強を欠かさない人。
仕事が早い!仕事ができるって、こういう人だわ~と毎回、感心する。
そのおばちゃん局員さん目当てで小包を大量に持参するものの
13時ころにはお昼休憩に入るようで、13時を過ぎるとしばらく
違う局員さんが対応することになる。
「やっぱり、あのおばちゃんは仕事が早かった…」と気づかされる。

今日、ちょっとドライブした先で郵便局を見つけ、
切手を買うことにした。
田舎の簡易郵便局だったのだけれど、局員さんの対応がすごく素敵で
私も切手を6シートほど買ったので、
大層、喜ばれて「また来てね~!」と言われた。
行きたいのはやまやまですが、我が家から片道45分…。
ちょっと遠いかも。

いきつけの郵便局は切手が売り切れることが多いので、
もう一軒、どこかに行きつけの郵便局がほしいとは思っていたけれど
ちょっと遠いわ~というのがいまの悩み。
今日も我が家は平和だわ。

 

 

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想像より重かった小包の中身

 

小包が郵便受けに入っていた。
送り主は全く知らない名前。
こういうときは、ポスクロからの人、ということが結構ある。
「チョコが大好きです!」とポスクロのプロフィールでも書いているので
「私の国のチョコも味見してみる?」とチョコを送ってくれる
親切な人が結構、いる。
もちろん、しっかり家族で味わい、お返しもする。
チョコレートで…。

ただ、今回は中身はチョコレートではなかった。
中から出てきたのは教会のパンフレット。
宗教の人か…。
パンフレットだけで4冊、重かったのはこれか。
パンフレットの写真を見れば、宗派がわかりそうなので割愛。
はぁぁぁっと、ため息が出た。

中には紙が一枚入っていて、
「あなたに私の宗教の素晴らしさを知ってほしかったの。
あなたを傷つけるつもりはないのよ。
もっと知りたかったら、私に連絡して!
私たちって、素敵なペンフレンドになれると思わない?」とあった。

素敵なペンフレンド…無理。
宗教をこんなに前面に出してくる人とはお友達にはなれない。
イランやアルジェリア、ドバイ、モロッコにトルコと
敬虔なイスラム教徒の友人もパルもいるけれど、
誰もこんなことしないわよ!!といらっときた。
もちろん、「日本の仏典もぜひ!」と私も送りつけたことはない。

「このリップクリーム、すごくいいと思うの!」と
リップクリームを送りつけたことはあるし、
「このリコリスならおいしいわよ!」と、
散々に”苦手です!”と言っているリコリスを送りつけられたこともある。
でも、善意の質が違う気がする。
リコリスを送りつけてきたロンドンやオランダのパルは、
「これでメイが日本で悲鳴をあげるぞ」という意地悪な心が
少しはあっただろうと思う。
それに比べて、宗教のパンフレットを送りつけてきた人に
「これで嫌がらせしてやれ~」的な悪意はなかったと思う。
それなのに、リコリス以上に「はぁぁぁ」とため息をつかせた。

全くの善意からの押し付けの善意の前に勝てるものってないわ~と
小包を前に思った。
今日からダイエットを決意したというのに、
ため息つきすぎて、疲れてしまいチョコレートを食べたくなった。

 

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累計に苦しむ

気づいたら、”海外文通”のカテゴリー記事が1000になっていた!
塵も積もれば…というのを感じた。
私が受け取った手紙も1000通は超え、
手紙を保管していた箱1つ分が3つ分になり、
ついには棚すべてが受け取った手紙になり、
もう文通していないパルたちからの手紙は捨てたり、
クリスマスカードを減らしたり…
実生活では断捨離が必要になっているけれど
クラウドやネットではどんどん増えていく。

kindle本も「本屋で購入するよりは少なめ」に買っているのに
それなのに気づけば395冊!
家の本棚は読まなくなった本をあげたり、
古書店に売ったりとしているけれど
溜まるだけのkindle本購入金額の累計にちょっと怖くなった。

累計といえば、入学式に着物を着ることにしたものの
母から借りる予定だった草履がボロボロで購入したり、
(草履とバッグのセットで、フォーマル用のためお高い…)
着付けを頼んだ人が「伊達締め2本」と伊達締め2本必要だったり、
(私は伊達締め1本のやり方で着ていたので、伊達締めを1本しかもっていなかった)
簪(かんざし)も一応、買ってみたり、
合わせる予定だった帯揚げと帯締めがいまひとつで結局買ったり…
あれ?レンタルするより安いと思った自前着物のはずが、
これならレンタルしたほうが安かった?!と累計金額の前に
「どうしてこうなった…」と愕然とした。
同じ格好を2,3回すれば元は取れるけれど、
訪問着にフォーマルな草履履いて、入学式以外にどこへ行けと…と
なんだかいろいろやってしまった感を感じる。
そういうときは着物を誂えている人たちのブログを見ては
「こーんなに着物にお金を使っている人もいるんだし」と
胸を撫で下ろしている。
着物好きの人たちのブログを読んで、
「私もそろそろ浴衣を誂える年齢?」なんて夫に聞いて、
「そんな年齢、聞いたことないけれど。」と驚かれたり。

こどもたちも今年度終わらせるはずだった算数ドリル、
さぼっていた分を3月中に終わらせるように!と私が言ったので
現在、今年度のさぼったツケを清算すべく必死。
「終わったらポケモンカード1枚(100円)」というニンジンに必死過ぎて
夜は21時まで、朝は5時からドリル。
そんなにポケモンカードにニンジン効果があったとは。

私も体重計に乗り、いままでの蓄積に目が飛び出しそうになったので
そろそろ蓄積を消費するときがきたのかもしれない、とため息ひとつ。

 

 

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海外のパルたちが読む日本人作家

海外のパルたちから「今、読んでいる本は○○」、
というLineやメールをよくもらう。
この頃、日本人作家率が上がっている気がする。
イギリスのパルが「Syusaku Endou "Silence"」を読んでいる、と。
それって…まさか遠藤周作の『沈黙』?!
キリシタン弾圧のあの作品?宗教を考えさせる作品だけれど
日本人とイギリス人では思うところが違うのかしら?と
感想を聞きたいところだけれど、まだ読み始めたばかりらしい。

アメリカのパルは「Yasunari Kawabata "Old capital"」を
友達にプレゼントされたようで読み始めたところらしい。
私、卒論が川端康成だったわ!
「卒論で書く作家の作品は全部読むこと!」と言われ、
必死に全集を読破したものです。
"Old capital"、『古都』ね。
川端作品の中で結構、気に入ったのだけれど
睡眠薬使用中の時期で、ストーリーがおかしいと指摘されていたりする作品。

川端康成の作品でおすすめは?と聞かれると、
つい『片腕』と言ってしまう。
女の人から片腕を借りて帰る男性の話。
川端康成のどこが耽美主義なのかしら?と思っていたけれど、
『片腕』と『眠れる美女』を読んで納得した。
眠れる美女』は睡眠薬で眠らされた若い娘さんの横で
老人たちが眠る、というもの。
性と生がくっついていて、もがき苦しむ様子を描いている。
全く同じ匂いがしたのは中山可穂の『白い薔薇の淵まで』だった。

 

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

白い薔薇の淵まで (集英社文庫)

 

 実は、これを卒論にしたい!と教授に言って、
中山可穂か…」と絶句させた。
でも、川端と相通じるものがある!と力説したはずが、
気づいたら、「それなら、似た川端作品にします」となったっけ。

海外のパルたちに日本人作家を紹介してと言われると、
つい奥田英郎など最近の作家を紹介していたけれど、
意外に近代作家が海外のパルたちに読まれているもよう。

 

 

スヌーピーからの返事

 

「ファンレターを出したら返事が来たの!」という話を
バージニア州のパルに手紙でしたら、
「私もファンレターを一回だけ出したことがあるわ!」と。

ファンレターの宛先はPeanuts!
スヌーピー

返事が来たらしく、
「これは作者の直筆サインよ!」と秘書からのメモがついていたらしい。
かれこれ20年前の話だとか。
彼女が子どもの頃、スヌーピーはアメリカでTV放送していたらしい。
スヌーピーって、新聞の漫画だと思っていた、
コボちゃんのような。
『Hawai Five-0』も彼女の子ども時代に放送されていたらしく…
えぇ?!いまやっている『Hawai Five-0』って、リメイク版だったの?!と
びっくりした。
「あのドラマを子どものときに観ていた私はハワイって
特別な場所なのよ!」と彼女は書いていた。
私、あのドラマに興味が持てず、観たこともなかった。。。

アメリカの古いドラマ、
彼女が子どもの頃(40年前?!)に観ていたようなドラマを
私が見ているわけもないわ~と思っていたら、
あった!観ていたのが。
実は再放送のいまも観ている、『大草原の小さな家』。

こどものときは自給自足のわくわく生活!っていうドラマだった
という記憶しかなかったけれど、
大人になって観ると、突っ込みどころが満載だったりする。
「計画性がないわ~」とか
「これはワンマンなのかリーダーシップととるべきなのか」と
主にパパに突っ込んでしまう。

こどもの頃に読んだものや観たものの影響は大きいんだろうなぁ、と
バージニアのパルの手紙を読みながら思った。
私も中学生のときに夢中になった『赤毛のアン』や『源氏物語』は
いまでもやっぱり語ってしまうもの。

 

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引きこもりと桜

小学生の花子と太郎が通知表を持ち帰った。
絶対評価という小学校の通知表、謎だらけで
「どういうふうに考えたらいいの?」と現役小学校教諭ママに
聞いたことがある。
「小学校の通知表は当てにならないわよ、あははは」だそうです。
先生がそれを言っていいのか?と思ったけれど、
正直者ということで。

花子の通知表、それはもうジェットコースターのようで
1年生のときは、「ひょえぇ~!うちのこ天才?」というほど、
2年生、「あら、やっぱり凡人か。」
3年生、「いやいや、そこまでひどくはないはずですけれど!」
4年生、「うん、このくらいはテストの点数からいっても
親も納得するレベルの評価だわ」となっている。
ということで、先生が変わるたびに右往左往させられるけれど
花子本人の学習状況もテストの点数もそんなに変化はなく、
やっぱり先生の通知表の付け方が大きい、と思うに至った。
ちなみに、現役小学校教諭ママは先生によって差がある評価のところではなく、
”総合所見”こそ、先生の気持ちが入っているし、
とても苦労しているポイントなので、そこをしっかり見てほしいらしい。

とりあえず、クラスで骨折や各種暴力事件はありつつも、
一応、怪我なく終わっただけで御の字!と私の学校への希望も
この一年でかなり下がった気がする。

その上、次郎が卒園したことで、私は”引きこもり生活”へと突入してしまった気がする。
家からはほぼ出てない。
ただ、ネットで花子に頼まれて買った本と一緒に自分の本を買い、
ポスクロ経由で文通のお誘いをもらったフランスやイギリスの
新しいペンパルたちとメールし、
アメリカ人からの流暢な日本語メールに
「私もこのくらいの英語力だと思いたい…」とPC前でつぶやき、
フィンランドのパルと夏に大阪で何をする?とスマホ
旅行話しに花を咲かせ…
外出しない私の代わりをするかのように宿題のない春休み中のこどもたちは
ご飯になると帰ってくるような生活になった。
出かける前にはどこへ行くか伝えること、と話してあるので
どこへ行くのか聞くと、「秘密基地」と。
どこの?「山の中の道を入ったところ」、あぁ~あそこね、と
親にバレているけれど、”秘密基地”。

海外のパルたちから「桜は咲いたか?」というメールが頻繁に
来るようになった。
引きこもり中の私もそろそろ桜の開花状況をチェックしに行かなければ。

 

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