ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ドイツの教育システム

ドイツの小学校の先生をしているパルがいる。
彼女の息子さんは今度10歳。
10歳はドイツでは将来を決めて進学先を決める。
将来なりたい職業で学校を決める、
というドイツの学校システムは日本の私でも知っている。
あぁ~、あのことね…と。

私は「将来なりたいもので学校を選ぶ」と思っていたら、
それは”小学校の成績”で決まるらしい。
そして、彼女の息子くんはいま9歳。
「このままではGymnasium(ギムナジウム)やばい」らしい。
ギムナジウムは大学へと進む子がいく学校。

彼女の長男くんが9歳のころは、もっと勉強していたのに
集中力が切れるのが早いし、
遊ぶことばかりに夢中で勉強はなかなか始めない、
文句が多く、すでに態度は10代のようで…
あれ?うちの太郎がドイツにもいます?
それとも、もしかして、名前もTarouだったりする?と
息子くんの名前は知っているのに聞きたくなるほど
同じだった。
世界の標準的な9歳男子がそうなんだ!と思った。

彼女は「10歳にどこまで求めるんだと思う?」
「10才で将来を決めるようなドイツの教育システムはおかしい!」
と手紙に書いていた。

アメリカ人パパに「どこの国の教育システムがいいと思う?」と
先日、聞かれた。
オランダ、ドイツ、アメリカ、イギリス、フィンランド、スイス、
色々聞いたけれど、「完璧!!」な教育システムの国、
ない。
こどもは千差万別なのに、それに対応できる
教育システムの国ってないのね~と正直、思う。

 

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