ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

人生の岐路

ハンガリーの友人が就職について、岐路に立たされていた。
収入もいいし、安定している仕事を続けるか、
前から興味のあった国で仕事ができそうなので
収入も下がるし、帰国後の生活に不安もあるけれど、
行きたい…でも、大きな選択すぎて不安が残る、と。

他人事の本音を言わせてもらえれば
「若いなぁ~。羨ましいなぁ~。」と正直、思った。
私にはそんな人生の岐路って、もうないんじゃないかと
わが身を振り返って。
私の人生の岐路といえば、高校、大学を決めたときとか、
結婚を決めたときとか。
いろいろと反対される要因があり、当時の私は
「駆け落ちでもいい!!」と結婚したわけです。
お金がなくてもいい、愛さえあれば…と『瀬戸の花嫁』の気分で。
うん、若かった、私も。
5歳の娘に「なんで結婚したの?」と聞かれ、
耳がダンボになっている夫にも聞こえるように
「若気の至り!!」と平然と答えるようになってしまいましたが。。。

当時は本当に身一つで結婚する、くらいの勢いでした。
「どうせ後悔するなら、私の選択による後悔をしたい」と思って。
親に反対されて結婚をやめて後悔するよりは、
自分の意思で結婚して、失敗して後悔するほうがマシ、と。

友人にもそういうことを書きました。
「自分の気持ちに正直に動いたほうが、後悔しても気持ちが楽。」と。
どんな選択をしても、どんな結果がきても
「あなたの人生を応援してるよ。」と。

ルーズベルト大統領夫人が同じような格言を言っていた。
Do what you feel in your heart to be right -
for you'll be criticized anyway.
                Eleanor Roosevelt

あなたの心が正しいと思うことをしなさい。
あなたはどちらにしろ批判されるのだから。
                エレノア・ルーズベルト


友人は、出国の決意をしたことをメールで教えてくれた。
そして、手紙が着いて7日後、出国した。
もうすぐ母国とは違う国から届くという彼女からの手紙、
とても楽しみ。

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