ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

神が求める

海外の人たち、特にイスラム教のパルが多いというと
「宗教とか大変じゃない?」と聞かれる。
私のイスラム教徒のパルたちは特に敬虔な人が多いのか
わからないけれども、確かにみんな誕生日は祝わない。
クリスマスももちろん祝わない。
アルジェリアのパルは何かあると、例えば、「うちのこ風邪ひいて」
とか「私の親不知の抜歯が恐怖で」と話すと、
アラーが登場してきて、祈っておくわ、となるけれども
別にそれ以上の干渉もない。

アルジェリアやイランのパルたちは、宗教批判をものすごく
恐れて、まず最初にそれを聞いてくるので、
「あなたのアラーを否定しない。
私の信じる八百万の神も否定しないでね。」と言っていて、
私たちはその協定のもと、な~んの問題もない。
アラーはあなたの文化、たくさんの神は私の文化。
それだけ。

宗教問題なんて、たいしたことないわ~と今まで思っていた。
今日、アメリカのパルからファーストレターが来ました。
うちの娘と彼女の娘もファーストレターを送りあったばかり。
彼女一家はもうすぐ来日予定で、彼女の日本での予定というので
行きたいところやしたいことのリストなのかと思ったら、
”信者を増やす”というリストでした。
あるいは、”寄付をお願い”というか…。

これがあなたや私たちにとっていかに大変かはわかるけれど、
これは神が私たちに与えた素晴らしい試練!

と、書かれてました。
これは、中近東のパルたちの比にならないほどの
ややこしい宗教の人のようです。はぁ。。。
信じる者は救われる、それは正しいと思うし、
宗教で笑顔になるのは素晴らしいとも思う。
ただ、我が家は宗教がなくても、すでに笑顔いっぱいで、
神の助けやご加護は困った時だけお願いすることになっている。
困った時の神頼みを厭わずに叶えてくれるのが私と違い寛容な神様!
だと信じてます。
彼女たちが奉仕活動に専念し、我が家より狭い家に住んでいる、
とかいうならともかく、我が家よりかな~り広い家に
住んでいるのを先日、Skypeで拝見したばかりでして…
寄付頼みたいのは私のほうです!!と思ってしまった。



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