オランダのパルからの手紙に書いてあった。
「私、去年の春に結婚したのよ!」と。
な~にをいまさら、知ってるわよ~と読み進めて、
「まさか…」と気づく。
そして、私の思った通りの展開、
「だから、名前をそろそろ新しいのにして!」と。
パルたちの字が読みにくかったり間違えてはいけないので
自分のアドレス帳を見ながら名前と住所を封筒に書く。
その結果、こういうことが起きるわけです。
結婚しているのに、旧姓を封筒に使いづつけて1年半、
ついに、彼女が「いい加減に気づいてよ!」と呆れて教えてくれた。
・・・もっと早く教えてよ!と思うのは私だけか。
同じ内容の手紙をオーストラリアのパルからも過去にもらった、
「引っ越すから住所が変わるから、次はこっちへ。
ついでに名前もそろそろ新しい姓にして!」と言われ、
あっ…と気づく。
「海外の人たちって、図々しいとか、
自分の意見をずけずけ言うとか、大雑把なイメージがあったけれど、
結構、みんな気を遣ったり、遠慮する人が多いわ~。」と
夫に今回の出来事を話したところ、
「多分、海外の人たちは今頃、日本人は几帳面だと聞いていたのに、
1年以上、全く気付かずに旧姓を書き続けるって、どういうこと?!と
驚いていると思うで。」と言われた。
うっ…から、言葉がでなくなった。
「きれい好き」「数字に強い」「几帳面」、
それらが日本人なら、私は違う!と何度も彼女たちには言ってきたし、
彼女たちにも「あなたって、日本人じゃないわよね~」とか、
「本当に日本人か?」と聞かれたこともあるので、
ええ、まあ、いいんですよ、もう。
高校時代からの友人の名前の漢字を書き間違えて、
「メイ~!!」とこの前も怒られたばかりです。
そういえば、亡き祖父も私の漢字を間違えて年賀状に毎年書いていて
それを指摘したところ、
「もうワープロで登録したから。メイの漢字は今度からアレや!」と言われ、
さすが!!と思ったものです。
うっかりを直そうとしているだけ、私のほうが立派だと思うことにしよう。