ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

名づけ

6月1日からついに小中学校が始まる、ということで
こどもたちの学校もバタバタしてきた。
いきなり登校!とはならないようで、まずは分散登校。
小学校はクラスを2つに分け、中学校はクラスを3つに分けての
分散登校で、しばらくは午前中だけ。
3密を避けるためらしいけれど、もうすぐ暑い夏がやってくる。
去年、学校での熱中症が起きてから全国でエアコンが学校についた。
今年の夏から!ということだったけれど、
エアコン稼働するのかしら?
エアコン付けたら密閉空間ですけれど…。
まさかエアコンを眺めつつ稼働させず、窓全開方式?
すでに夏休みが2週間程度に短縮というところまで決まっているので
8月半ばから2学期のこどもたち。
学校はどうするんだろうか。

というような国内事情を海外のパルたちに話したり、
海外のパルたちの状況を聞いたりしていた。
ロンドンのパルはついに残り6週間で出産予定日。
コロナウイルスの影響なのか、診察が少なかった上に
超音波検査の回数も少ないらしい。
そして、出産まで残り6週なのに、性別不明のまま。
「お尻しか見えないんだけれど…」と。
そういえば、花子の超音波検査でも7か月目までずっとお尻しか
見えず、立体的に見える超音波の日にもお尻…。
いや、あなたのお尻は見飽きたから、前を見せて!!と
私もお腹に語りかけたわ、なんていう話をロンドンのパルにした。

性別がわからないと、どういう問題が起きるか!
名前を男女、2つ用意しなければいけないのよ~!という話から
ロンドンのパルが用意した赤ちゃんが息子だったときの名前を聞いた。
すごく幅がある名前リストでして…
3つに絞り込んだという名前リスト。
その名前は日本の名づけサイトを参考にしたものだという。
1つは、「それ、日本人の私でも読めないから!」と
つい突っ込んだキラキラネーム。
その漢字で、なぜにそう読む???となった。
1つは、「タダアキ」と、急にどうした?!な純和風な名前。
もう一つは「…それ、日本語?」という名前で、
「さぁ~!メイならどれがいい?!」と聞かれ、
この3つが選択肢?この中しかないの?!と昨日、絶句した。

えーっと、3つの中なら…えーっと…いや、無理でしょ…と
思いながら、まぁ、日本語の名前としてはナシだけれど、
イギリスや英語圏で発音しやすいのは1つ目の名前かも、と
ロンドンのパルに伝えると、彼女は”タダアキ”推しだった。
タダアキ…和風すぎて生粋のイギリス人がその名前なら
どうしてその名前に?とつい日本人なら聞きたくなるけれど。

そして、彼女は次は女の子の名前に着手するらしい。
女の子の名前って、いいよね~!名づけ考えるのも楽しい!と
私は思ったけれど、ロンドンのパルは男の子の名づけのほうが
楽しいらしい。
女の子の名前には”煌”という漢字を使いたいの!と
ロンドンのパルが言う。
それ、日本人、かなりの確率で”ファン”と呼びそう。
そんな商品名のお茶があったのよ…なんて話をした。
また女の子もキラキラネームをつけるのかと思ったら、
意外に普通の名前で、つい
「ちょっと、女の子の名前は手抜きしてません?」と聞いたほど。
男の子の名前にはあまり興味がないけれど、
女のこの名前には厳しくチェック入れるから!と
私は女の子の名前にわくわく。

ロンドンのパルは「親がまずは気に入って、思い入れがあれば
多少風変りな名前でもいいと思う、花子のように。」と。
「名前の由来は?」と常に聞かれることを覚悟で名づけないと、
”タダアキ”っていうイギリス人の男性がいたら
日本人なら確実に聞くわ。
「なんで、その名前?」と。