ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

古風すぎる名前

アメリカのパルから、「ちょっと聞いて~!!」とメッセージがきた。
何事かと思ったら、彼女がパートタイムで働いている小学校に
日本から女の子が来たらしい。
パパはアメリカ人、ママは日本人で、女の子は1年生で、
パパとは英語で話していたらしいけれど、
日本語が母語で英語はほぼしゃべれない、と。
でも、彼女の名前、とてもかわいいのよ~と言う。

その名前を聞いたとき、「ごめん、もう一回。」「本当に?」
「それって、聞き間違いじゃない?」と何度か確認し、
いやいや、私は彼女の名前のスペル覚えているから。
間違いない!とアメリカのパルが言い、
本当に?両親のどっちかが日本人なのも本当?とさらにしつこく確認し、
一応、また会った時に名前を確認してみたら?と更に言ってしまうほど
古風な名前だった。

最近は日本でも古風な名前が増えている。
我が家のこどもたちの友達や学校のこどもたちも
龍之介、慎之介、といった〇之介といった名前の男の子たち、
女の子は桜子、ねね、ゆめ、あやの、とこれまた古風。
でも、アメリカのパルの勤務先に来たという女の子の名前は
マツ、イワ、ツル、というレベルの「江戸時代か!!」と
突っ込みを入れたくなるほどに古かった。

私の祖母(昭和4年生まれ)も夫の祖母も〇〇江、だったことを考えると、
祖母たちの時代は最後に江をつけるのが流行っていたのだろう。
それより10上の夫の父方の祖母は〇子だった。
私の友達には、みえ、ちえ、ゆみ、なんていう二文字の名前が多かったわ~と
振り返ってみても…
いまどき、ツル、マツ、イワ、というような名前をつけている女の子、
初めて聞いたんだけれど…という衝撃を一家で受けた。

花子は、「そのこ、それ本名?イギリスのマナみたいに
自分で勝手につけたジャパニーズネームとかではなくて?」と疑い、
夫は「絶対に名前を読み間違えているんだって!」とアメリカのパルを疑い、
私も古風にしても度が過ぎるような…日本人のママがそれを許した?とびっくり。

ひとしきり、名前で衝撃を受けた後にアメリカのパルが、
「耳かきって、どうしてる?私、いますごい耳垢が詰まってて
でも、綿棒は苦手なの。」と。
日本では、耳かき棒が一般的という話をして、画像を送ると
「そんなのアメリカにはないわ~」ということで、今度送ってあげる~
という話になった。
綿棒が苦手で、耳垢が詰まりすぎている彼女、
友達に相談すると「新聞紙を耳に詰めて火をつけたら?」と言われたらしい。
・・・ジョークでしょ?ジョークよね?とびっくり。
新聞紙は最終手段にして、まずは耳かき棒を試してみて、と伝えた。

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