ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

こどもの名前

メキシコ系アメリカ人のパルと子どもの名前について話した。

彼女はこどものときにアメリカに来たけれど、

こどもたちの名前はメキシカンな名前。

メキシコ人が白人っぽい名前をつけるのは奇妙、と彼女は言う。

我が家の子どもたちはといえば、娘はぎりぎり日本人?という

ような名前で、息子たちは日本的な名前のハズ。

DQNネームだとかキラキラネームだとか言われる名前もあるけれど、

一番ひどいのは森鴎外のこどもたちでしょ!

あの時代にあれよ?!と私は思う。

長男:於菟 おと  Otto

長女:茉莉 まり Marrie

次女:杏奴 あんぬ Anne

次男:不律 ふりつ Fritz

三男:類 るい Luis

森鴎外は彼の名前が発音されにくかったことから、

ドイツ人に発音しやすい名前にこどもたちをしたわけで、

国際的な名前を!という気持ちは英語圏の人に発音しにくい

名前をもつ私はと~ってもわかるし、

娘の名前をつけるときは、ちょっと考えた。

なぜか息子のときは全くそういうことは考えず、

夫が考えた名前にしたら、どの国の人からも呼ばれやすいという…。

最近、仲良しのメキシコで学校の先生をしているパルの娘ちゃんは、

二人ともびっくりするほどの日本的な名前。

「えっ?それって、メキシコで一般的?」と聞くと、

彼女は日本のその名前が気に入っていて、どうしてもつけたかったの!と。

ただし、メキシコではダブルネームも多いようで、

娘ちゃんたちもダブルネーム。

これがまたファーストネームは日本のちょっと古風な女の子の名前、

セカンドネームはフランス系の名前、

名字でやっとメキシコ系がわかる、といった具合になっている。

つい日系メキシコ人?フランス人の血が入っているの?と聞いたほど。

生粋のメキシコ人でした。

メキシコではそういうものなの?とメキシコ系アメリカ人のパルに聞くと、

「名前でどこの国の人かわからないのって、やっぱり変だわ」と

彼女は言っていた。

彼女が子どものとき、クラスメートにメキシコ人のお父さんと

中国人のお母さんをもつ子どもがいたらしい。

彼はファーストネームは中国語、名字はメキシコ人のよくある名前で、

中国人の名前をファーストネームに持ちながら

中国語を全くしゃべれなかったのよ!と。

へぇ~、っで、彼の名前は?と聞くと、

「ファーストネームは”トシヒロ”。」って…

中国語しゃべれないに決まってるって!日本人ですから!と

突っ込みを入れてしまった。

彼の日本人のお母さんも息子のクラスメートから

「中国語しゃべって!」と言われて、困っただろうなぁ。。。

絶対に日本人?と確認するパルに、

「絶対に日本人の名前!中国人や韓国人の名前ではない。」と言うと、

「10年以上経って、間違っていたことを知ったわ。」と彼女も

びっくりしていた。

やっぱり名前で出身がわかるようにしたほうがいいってことなのかしら。

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