ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

先生の呼び方

アイルランドの小学生と会話をした。
完璧な日本語で。(両親は日本人とアイルランド人)

「メイちゃんは白い人なのね~」と言われる。
いやいや…あなたのほうが白いでしょ?と聞くと、
「ううん、私は黄色」と言う。
どっからどう見ても、日本人の私が見る限りは白人ですけれど!
ちなみに、その子のママは?と聞くと「黒い人」と。
どうやら、みんな人種が違ったようで…
みんな日本人ですけれど。

そんな少女が色塗りをしていて、「肌色とって」という。
・・・白、黄色、黒と聞いた中で、”肌色”って、
私に何色をとれってこと?えっ、いま私は試されている?と固まっていると
「肌色知らないの?薄だいだいのことよ」と言われた。
だいだいが肌色っで、日本語の場合はいいのね、と知る。
(日本の幼稚園にも通っていたから?)

そんなアイルランドの小学校に通う少女に
「担任の先生の名前は~?」と聞くと、
「アイリーン」と素晴らしい発音で言われた。
ファーストネームのみ?!と驚く私に彼女のママが
「もう一人男の先生もいるよね?」と聞くと
「Mat」と。
副担任かと思ったら、校長先生らしい…。
どちらもファーストネーム呼び?!

あれ?私がこの前見たYoutubeのショートでは
アメリカ(ぽかったけれど)で生徒が先生をファーストネームで呼び、
ことごとく怒られていくっていうのがあったのだけれど…
アイルランドファーストネームだけなの???
アメリカはどうなの?とコロラド州のパルに聞いてみた。
Missと姓(ラストネーム)で、ファーストネームなんて呼ばせない、
失礼だわ、と。
あれ?そうなの?
それではイギリスは?とロンドンのパルに確認したところ、
同じくMissを姓(Surname)の前につける、と。
アイルランドでだけ、ファーストネーム呼びってこと???と
ちょっとびっくりしたのは、
アイルランドは保守的な国だとイギリスやアメリカの友人たちが
口を酸っぱくして言うほどなのに、先生の呼び方はそんなにくだけているのか…
とちょっと意外だった。