アメリカ、サウスカロライナ州の仲良しパルから手紙が来た。
ちょっと憂鬱なことがあって、
なかなかペンを取る気になれなかったと書かれてあった。
彼女もいろいろと大変なことがあったことが書かれてあったけれど、
私の前回の手紙も愚痴いっぱいだった、
”Sorry to hear that so many men are making your life so tough
but it tickled my funny bone."
(そんなにたくさんの男性があなたの生活をしんどくさせているなんて、
聞いていて残念に思うけれど、笑いのツボに入った。)
funny boneって、どこの骨?と思って調べたら、
肘先の骨らしいのだけれど…
日本語で言うところの”笑いのツボ”らしい。
彼女の手紙には「私が笑うことであなたの気も慰められたでしょ?」と。
怒ってないでネタにしておきなさい、ってことね。
"You are well-rounded."とアメリカ人の彼女は日本について
アメリカの友だちに語ったら言われたらしい。
あなたはどう思う?って聞かれたものの、そもそも
”well-rounded"って、なんぞや?と調べてみても、丸々とした、
ふくよかな、といった言葉しか出てこない。
いやいや、彼女は華奢なタイプで…とわからないのでロンドンのパルに聞いてみた。
日本語で言うところの”平均的”ってことでした。
つまり、「あなたは平均的なアメリカ人ね!」と言われたってことか!
ちなみに、平均的なアメリカ人のイメージの日本は
アメリカのパルによると
「hardworking(勤勉)、conservative(保守的)、refined(知的)
intelligent(聡明)and patriarchel(家父長制)」
勤勉だとか知的だっていうイメージは一般的によく聞く日本のイメージ、
数学が得意だとかね…。
家父長制なんてものがでてくるあたりは、ちょっと予想外だった。
日本人が保守的かどうかは、海外のパルたちと話すとどうだろう?と
思うときも多い。
私のアメリカのパルたちなんて、田舎のパルが多いから
「うわぁ~、保守的!!」と日本人の私が思ってしまうほどです。
そういえば、イランやアラブのパルたちを”保守的”とは思わないのに
アメリカのパルたちには”保守的な考え方ね…”とよく思ってしまうのは
なんなのかしら。
アラブの考えは”文化”だと思えても、
日本と同じ文化になりつつあるアメリカには私のものさしを使っているのかも、
という話にロンドンのパルとなった。
「夫婦同姓は合憲だっていう判決、あなたはどう思う?」と
ロンドンのパルに聞かれた。
古臭い~としか思わない。
同じ姓をつかえば家族?馬鹿らしい~と思う。
ただ、正直、姓がなくなる!と別姓に固執するのも
結局は家父長制に縛られているようで私はどうも好きになれない。
「いっそのこと合体して新しい姓を作ればいいのよ~」と思う。
私の旧姓と現在の姓を合体させたら、なかなか素敵な姓になる。
ちなみにロンドンのパルと婚約者の姓を合体させると、
「…どこの観光名所?」みたいな名前になって二人で爆笑した。