カナダのパルから手紙が来た。
年末に娘のクラスでちょっとしたトラブルがあったので
そのことについて前回の手紙で書いていた。
”女子ならでは”といったトラブル。
娘に「ダメ!嫌!NO!ってはっきり言いなさい。」と話すと、
「私はお母さんと違うの!」とはっきり言われて、
はっきり言えるんじゃん…と突っ込むまでに数秒かかった。
娘はよくいえば、問題を起こさない。
事なかれ主義で問題を避けるし、自分が我慢すれば済むことは
事を荒立てることはない。
私はよくいえば、はっきりと意見し、意見が衝突しようと気にしない。
私と娘は正反対なのよね~という話をカナダのパルにした。
娘は担任の先生に私がトラブルについて話すのさえ嫌がった。
「喧嘩しない?」と…私は一体どういう人?!
「お母さんは大人だから喧嘩はしない・・・よな?」と
夫にも確認されましたが、しません!してません!
大人な対応をしすぎて、ストレスは溜まってますが。
カナダのパルも娘と同じ性格のようで、
「私も花子ちゃんと同じだったわ。」と。
先生へ意見するなんて、もってのほかでトラブル回避、
自分さえ我慢すればいいのね、と思っていたらしい。
つい、私は娘に「もっと自分の意見をしっかり持って、
はっきりと言いなさい。」と言ってしまいがちだけれど、
夫は「しっかり他人の話を聞けるっていうことは長所だ」と
娘を褒めていた。
「聴くことを多くし、語ることを少なくし、
行うことに力を注ぐべし。」(成瀬仁蔵)という言葉を思い出した。
今年は私もこれを心がけようと思いつつ、
そんなことしたら、ますますストレスたまりそう…と思ったり。