ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

オランダとイギリスから

オランダのパルから手紙が届いた。
オランダからまだ手紙が届くんだ!!という驚きが
まず最初にあった。
最近届く手紙といえば、イギリス、カナダ、ドイツ。
中でも圧倒的にドイツ。
そんな中でオランダのパルから久しぶりの手紙。

いつもwhatsappをしているオランダのパルとは別のパルで、
長く事実婚同士だったパートナーと数年前に結婚した彼女。
こどもも二人いる。
趣味はキャンプと、とてもアウトドアが大好きで、
活動的。
whatsappでいつも連絡をとりあっているオランダのパルは
絵を描いたりとインドアばかりだけれど、
「オランダ人は思ったことを口にする」「ずけずけと言うから
嫌われるのよね」なんてよく言うので、
オランダ人=はっきりとモノを言う人、だと思っていた。

オランダ人に限らないけれど、はっきりモノをいう人もいれば
言えない人もいる。
アウトドア大好きで活動的なオランダのパルは、
実はあまりはっきり言えないタイプで、
私がいつまでも彼女の旧姓で手紙を出していたら
(私のアドレス帳を見てあて名書きをしていたため、
いつまでも旧姓だった…と言い訳。)
「そろそろ、結婚したから新しい苗字を書いてくれたら嬉しい」と
半年ほど経ってから言われた。
あら?すっかり…全く気付かなかったわ…となったことを覚えている。

そんな彼女からの手紙は、とても言いにくそうに
「私は何かあなたを傷つけたりしたかしら?」と。
・・・なんのこと?
「もうどっちの番だかわからないけれど、手紙が久しく来ていない」
という便せん3枚の手紙だった。
私も彼女からの手紙来ないわね~くらいに思っていたので
きっとどこかで、どちらかの手紙が郵便事故に遭ったのだろう。
手帳を確認したら、かれこれ半年以上、彼女からの手紙を
受け取ってないし、書いてもいなかった。
でも、郵便事故に気づかなかった。
忙しいのね~と気にしていなかった。
「あなたからの手紙で郵便事故に気付いたわ!」と
取り急ぎ、メールを送っておいた。

先月もイギリスのパルから「最近、メイから手紙が来ない」と
メールをもらった。
出したって!3か月前に!手帳に書いているし!と返信すると
どうやらその手紙は郵便事故に遭ったようで届いていなかった。
海外文通、たまにやっぱり郵便事故が起きている。
(コロナ以前も)
メールでつながっていたり、言い合える関係だと
「手紙が来ませんけれど!」と言えるけれど、
最近来ないなぁ…とお互いに思いながら自然消滅した国際文通も
多かったのかもしれないと改めて思った。

久しぶりにイギリスから来た手紙の消印。
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STAY HOME (家にいよう)
PROTECT THE NHS  (NHSを守ろう) NHS:イギリスの国営医療サービス
SAVE LIVES (命を守ろう)

こんな消印になっていたとは。