ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

マッチしない

数日前、以前使っていたサイト経由でイギリス人の文通相手から
メッセージが来た。
「手紙がかれこれ2か月届かないけれど、メイ…
もしかしてコロナウイルスに感染している?」と。
いやいや、ただ私の出した手紙が郵便事故に遭っただけですから、
というような会話をサイト上でしていたところ
私の数年ぶりのオンラインに驚いたパルたちからもメッセージが来た。
4年前に音信不通になっていたパルからもメッセージがきたり、
プチ同窓会状態。

プチ同窓会をしていたところ、好ましくないメッセージも
見知らぬ男性たちから受け取った。
「もう本当にうんざりして…」という話をコロラドのパルにした。
彼女ともそのサイトで出会った。
インディアナ州のパルもサウスカロライナ州のパルも、
ロンドンのパルも!
でも、みんなどんどんとそのサイトから遠のき、アカウントを削除し…
となったのは”scammer"(詐欺師)と呼ばれる人たちが多いこと。
「僕にお金を送って」とか
「僕が仕事をあげるから、まずは手付金ちょうだい」とか
「結婚したいからお金頂戴」とか、
「君のブロンドに茶色い目はなんて美しいんだ!」とか…
最初は丁寧な人がだんだんと図々しいことを言い始めたり、
「友達募集」って書いてあっても性的な会話にあらゆる角度から
持ってこようとする人たち(最早、才能!)が
嫌になっていったのだろうと安易に推測できる。

コロラドのパルもそういう男性たちにうんざりしたようで、
「正直、私は男性が好きではないかもしれない。」という告白を受けた。
いや、わかる!
わかるとも!
”そういう”男性が嫌い、なんだけれど、そうではない男性に出会わないこと
10年…とコロラドのパルはなっている。
だからといって、女性が好きなわけでもなく…という話をしていたら、
「実は、いまも男性から嫌がらせを受けている。」と。
職場の男性が彼女のシフトの終わりを待ち伏せしたり、
プレゼント攻撃をしてきたり、
近すぎる距離で会話をしてきたり、
駐車している車を出せないようにブロックしてきたり…
というところまでいっているようで、それはもう警察でいいのでは?と
思ってしまったけれど、
彼女は職場の人だから、HRに相談したらしい。

HR…Home Room、学校でする帰りの会?学活?
くらいしか思い浮かばなかったので聞くと
Human resources: 人事

同じ職場だから人事部に相談したらしい。
効果はあったの?と聞くと、「なかった。」と。
彼はきっと”好意”で、でも、彼女には”いやがらせ”にしかなっていない。
このマッチしていない思いって、あちこちで見かける。

私が利用していたサイトでも”ロマンス”を求めている男性がいれば、
”ロマンス”を求めている女性もいる。
”友達”を求めている女性に”ロマンス”を求める男性が
メッセージを送るからうっとうしがられるだけで、
”ロマンス”希望の女性に送れば、カップル成立するかもしれないのに。
(求めているものを書いているのに、そういう男性は読んでいない。
読まないのか?誰にでもメッセージを送るのは非効率的だろうに。)

「次はもう人事部ではなく、警察に電話する」とコロラドのパルは
言っていた。
それが正解な気がする。
久しぶりのオンラインで私も新しく友達ができた。
スウェーデン人とイギリス人のトランスジェンダー
話題はずっとコロナウイルス