ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ピアノ発表会と母親の役割

こどものピアノ発表会があった。

もう緊張で緊張で、朝食が食べられませんでした、私が…。

インフルエンザで発表会前のレッスンが2回も飛んで

私が必死に練習させたものの、途中でリズムが狂う箇所がある娘と

スタッカートの効いた曲なのに

遊びに出かけては指を怪我して帰ってきて指が痛く

て全くスタッカートの効いてない演奏をしてきた息子。

泣きたい…もう、私が弾きます!!と何度思ったか。

息子はそれでも「完璧!」と先生に太鼓判を押され、

安心していた。

娘はもう「出るだけでいい」と言われてましたが。

当日、子どもたちの性格がよくでた発表会でした。

息子は家でもピアノ教室でもいまだかつて聴いたことのないような

ヘロヘロの演奏。

娘は過去最高ではないの?!と言いたくなるほどの出来。

緊張に弱い息子と緊張に強い娘の差が歴然としていた。

「インフルエンザは息子君のほう?」と他の人に聞かれたほどで、

確かに、あの演奏では息子がレッスン休んでいたように見えたかも。

娘は出席停止期間にピアノ漬けで、ピアノの合間に算数して…

「学校に行きたい。休憩がない」と学校を渇望し、

学校が始まったら、「すっごい楽!」と喜んでいた。

学校にはスパルタ教師がいないらしい。

ほぼ1週間休んでいた娘、終業式も近いから行ってすぐにテスト、

しかも休んでいる間に進んだところだったらしい。

そんなこともあろうかと、私が教科書で教えておいたので

娘は満面の笑みで帰ってきた。

インフルエンザが解熱した瞬間からピアノと算数に追われ、

「ゲームできない」「休憩がない」と娘が愚痴っていることを

ロンドンのパルに話した。

「私が母親になったら、絶対にあなたのような母親になるわ。

ジョンはあなたの夫と一緒で、甘やかす専門になりそうだしね。」

とロンドンのパルに言われた。

アメリカのパルに聞いても、

「夫は甘やかす専門」と答える人の多いこと、多いこと。

「ガツンって言うときは夫よ」とも言うけれど、

そうそうカツンって言っていたら効力もないわけで、濫用もできない。

ピアノ発表会の緊張で朝ごはん食べられないわ~という私に、

「こどもの心配をすることが母親の仕事よね。」と

全く同じコメントがイギリス、フランス、アメリカからきて、

どこも一緒ね~と改めて思った。


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