来月、通っていた歯科医院の担当歯科医が歯科医院を辞め、
独立開業をするらしい。
最初にそれを先生の口から聞いたときは、
あまりのショックに「えぇ?!」から後が続かなかった。
私が通う歯科医院は引っ越してきて土地勘が全くないときに
「あそこがいいよ~」と知人に紹介してもらって通い始め、
かれこれ12年。
とにかく歯科医の多い歯科医院で、わかるだけで5人以上。
担当してもらった歯科医も3人目…ですが、
いまの先生になってから8年くらい。
おっとりとした優しい先生で、なにをするにも丁寧!
最近はタイプの男性を聞かれると、俳優の名前などは全く出てこないので
「かかりつけの歯医者さん」
と答えるほどに知的で優しい先生が好きだった。
以前、担当だった歯科医はシャーペンの芯が出てこないのか?
という勢いでカチカチカチカチと麻酔を打っていたけれど、
いまの先生は「カチ…カチ…カチ…」とゆっくりで、
子どもたちにもいつも優しく、末っ子は
「また来るわ!」と歯医者を後にするほど。
「…いやいや、病院は来ないに限るで!」と突っ込まれてましたが。
小4の娘に「母さん、どこで歯医者するか聞いてきて!近かったら、行こう!」
と、フッ素塗布に行く私は頼まれた。
よし、近かったら…車で40分くらいなら新しい歯科医院へ行こう!と
こどもたちや夫と話していたものの、
独立先は車で1時間弱…遠い。
その歯科医院に限らないけれど、勤務医は独立開業をする。
担当してくれた先生たちも独立開業していったのだけれど、
それでも中堅の先生たちがいたので安心できたものの
いま担当してくれている先生が去れば、
その歯科医院は院長(50代後半?)、4年目、2年目…と中堅がいない。
私がフッ素塗布をしてもらっている横でもおばちゃんが、
「担当の先生がいなくなったら、院長先生にしてもらって!」と
言っていた。誰もが若すぎる歯科医はちょっと勘弁してほしい、
と思っているのがよくわかった。
しかし、私も夫も院長の雑な治療は好みではなく、
その歯科医院にいる若手の歯科医はというと、
「俺さ~、○ちゃんのこと~」と受付嬢相手にしゃべっていたり、
(「早く仕事に戻れ!」と待合室のみんな思ったに違いない)
「元気ですか~!?入れ歯はどうですか~!?」と
大きい声でおじいさんに話して、
「わしが悪いのは耳やなくて、口や。そんなに声ださんでも聞こえるわ!」
とたしなめられていたスポーツマンタイプと…
なんだか面倒くさそう~に、だるそう~に仕事をしていた女性歯科医。
誰が担当になっても嫌だ…。
ここにきて、まさかの歯医者を変える?!と目下、夫と相談中。