「メイ家にまんねりって、あるの?」と先日、友人に聞かれた。
友人の友人が気になって仕方がないらしい。
友人の友人って…私の全く知らない人じゃないですか。
何を話したの?!と聞くと、
「毎日、子どもが寝てから夫と2時間会話している」
「子どもに”くっつくな”と注意されてる」と、
我が家の日常が暴露されていたらしい。
結婚11年目、付き合って18年目になりますが、
最低2時間はおしゃべりしてます。
二人ともお酒を飲まないので、紅茶やコーヒー飲みながら話している
と話すと、大抵は呆れられる。
「18年も付き合っていたら、まんねりくるやろ?」と聞かれ、
まんねりって、何?
どういう状況のこと?と逆に質問してしまった。
まず「会話がなくなる」らしい。
「面倒くさくて」という理由で。
私がしゃべらなかったら、呼吸も3分以内に止まる気がする、
というほどに私はしゃべっているというのに。
男性は1日に約7000語の単語を話し、
女性はその約3倍の約20000語を1日に話すらしい。
多分、私、30000語くらいはしゃべっている気がする…。
友人にまんねりは?と聞かれた日は、
夫と3時間は夜だけでも話し、ロンドンのパルとも30分以上チャットし、
オランダのパルともドイツのパルとも話した。
その上でアメリカのパルにEメールして…
私、どれだけ話すことに時間使ってるの?!とびっくり。
もちろん、子どもとも席替えの話から、あやとりの話から
図書室の話から…としゃべり倒すので、
風邪をひいて声が枯れると必ず「しゃべりすぎやで!」と
みんなから言われる。
風邪です、風邪!!
英語ではまんねりを”get through rough patch”と言うらしい。
へぇ~と思っていて気づく!
これ、サウスカロライナ州のパルが言っていたわ、何年か前に。
私は、”夫婦関係維持がきびしい時期”だと思ってたけれど、
ただの”まんねり”?
いや、まんねりに”ただの”をつけていいのかどうかわからないけれど。
なんせ、彼女はカップルカウンセリングも受けていたほど。
カウンセリング受けるほどの厳しい状況って、なに?!と
ほかのアメリカのパルにどういう状況だと思う?と聞いたら、
「まぁ、カウンセリング受けるくらいだから、
状況はよくはないだろうけれどお互いに改善の意志はあるってことでしょ?」
なんて言われ、どういうこと~!?とますます混乱したりした。
いまはまたそれなりに仲よさそうなので、
やっぱりただのまんねりだったのかも。
仲良し夫婦のパルたちが多い気がするけれど、
ドイツのパルは夫と「子育てする同居人」くらいになって久しい。
「フルタイムの仕事で外にいると、夫と話さなくて済む。
夫に興味もないし、聞いてほしいこともないわ。」
なんていう手紙をまた受け取った。
仮面夫婦はドイツにもいるってことで。
きっとドイツだけではなく、世界中にいるんだろうけれど。