ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

人を見る目

人を見る目がない、と小学生の時に思ったことを覚えている。
政治家の金丸さんを、どこからどう見ても好々爺だと思っていたのに
政界のドンだと知ったときの衝撃で、
私は人を見る目がないんだと悟った。

しかし、あれからほぼ30年近く経ち、私にも見る目が…と思っていたら
太郎のクラスメートのRくんが、実は大人の前でだけよいこで
裏ではかなりの悪だと知り、ショックを受けた。
なにがショックって、あの太郎にまで
「お母さん、なんにもわかってないんだね」と言われてしまった!

そして、数日前、花子のクラスメートが
「次はだれをいじめる?」なんて友達に話したことを知る。
あのAちゃんが?!と驚いたのは私だけで、
ママ友たちは「そんな感じよね、いかにも。」
「あの子は二面性があると思っていた」と言い、
夫も「見ただけでわかる。」と言う。
ということは、またしてもわかってなかったのは私だけ?

騙された…な気もするけれど、
みんなそれぞれに表と裏の顔を使い分けるのが普通なわけで
裏の顔までご丁寧に見せていただく必要もなく…
つまり、知る必要もないから
気づく人もいるっていうだけでもいいのかしら?と思ったり。
裏の顔を気付いた人たちは適度な距離をとったりできる、
という次善策が打てるけれど。

散々に家族から「お母さんは人を見る目がない」と言われた昨日。
私に人を見る目がない?
こんな素敵な夫と結婚したのに?と子どもたちに聞いてみた。
「…やっぱり見る目がないんだわ」と花子に言われた。

ちょっと心配なAちゃんは、最近、ちょっと孤立しがちらしい。
孤立しがちだから、誰かを孤立させたいと思うのか、
その発想が故の孤立なのか…。
花子のクラスはいま微妙なバランスを保っている。
緊張感のあるクラス…いやだなぁ。。。と思う子が多いらしい。
花子は、このことをまーったく知らなかったけれど。