ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

新しい英語とジレンマ

ロンドンのパルと久しぶりに長く話した。
話はあっち行き、こっち行き、答えもないまま次々と
話題は変わる…という会話だったけれど、
話すと毎回、「そんな言い方するの?!」という単語や熟語がいっぱい。

今回の新出英語は単語ひとつひとつは簡単なのに
セットで言われると意味がわからなくなった、”high sex drive"。
sex drive:性欲、という意味になるので
high sex drive:性欲が強い

highという言葉に引っ張られて、だろうけれど
high sex drive:高い性欲
と訳しているページがネット上で散見されるけれど(web辞書も)
高い性欲って…日本語でおかしいような。
性欲って強いか弱いで日本語では言う気がする。
もしくは、性的欲求が高くなる、とか…と日本語訳が気になる。

性欲のトピックにおいては”take in coil”という言葉も。
コイルを入れる?
どこに?なんで?と私の中ではコイル=電熱器を想像したけれど、
coil=IUDだった。
ちなみにとるときはremove coilと言うらしい。
またTOEICにはでてこないだろう単語で頭いっぱいになった。

ロンドンのパルと長く話して、今日は英語にどっぷりだったわ…と
寝ようとしたときに、サウスカロライナ州のパルからながーいメールが。
要約すると、彼女の息子くんが学校の求める答えと違う答えを出した。
"problem" and "solution"(問題と解決)の中で…と書いていたので、
国語や算数で…ではなく、道徳のようなモラルに対する授業かと。
彼女の息子君が出した解決方法はクラスメートからも先生からも
理解されなかったらしい。

”I don't want him to fit into a box, anyway.”
(私は彼を型にはめたくないのよ)

でも、学校の求める答えを導き出さないと、
学校で良い成績をとることはできないのよ…というジレンマが
ながーく綴られていた。

そのジレンマ、私も未だ抜け出せたわけではないので完璧な解答を
持ち合わせてはいないけれど、
学校の先生や友達など他人と意見や考え方、
感じ方が違ったとショックを受けたこどもたちには
「違いがあるから、世界は面白いのよ!」と言っている。
その違いを面白いと思える余裕がないとね!と…
内心では「なんでやねん!!」の連発をしていても、
「先生の意見はそうなんだね~」と肯定も否定もしない。
太郎の担任の先生は「新しい視点を太郎くんはみんなに提示してくれます」と
前に言ってくれた。
違う意見を面白く思える余裕がほしい。

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