ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ポスクロで愚痴る

ポスクロでもらったカードについていた切手。
美しい。ハンガリーの切手。通貨はforintなのか。

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ポスクロでたまに出会いがある。
基本は一期一会のポスクロで疲れているときはそれも
心地いい距離感なのだけれど、元気な時は物足りない。
「カード一枚、1度きりって、私には物足りないのよ!
あなた、ペンパル募集してないの?
私たちって、気があうと思うわよ!」というポスクロを
ドイツの女性からもらった。

手紙が3通ほど行き来したけれど、
(郵便日数が5日前後のドイツならでは!安定のドイツ!)
確かに読書や文通好きなところは同じなのだけれど、
「ハンドメイドが好き」とちょっと書いたら、
(手作りマスク作ったとかエコバッグ作ったレベル)、
「私の洋服は全部、私の手作り!」だそうで…
レベルが違った。

今日、受け取ったポスクロは89歳のアメリカ人男性から。
毎日届くポスクロの絵葉書で世界を探検できる、と。
新しいことが好きで、いまでも新しいことを学べるって
素敵だよね、と。
おじいさんはポスクロのカードに写っている写真を
ネットで検索したりしているらしい。
その文面を読んで、私の祖父を思い出した。
新しいものが好きで、新しい家電に目がなく、気持ちも若く…
すでに3回忌も終わったけれど、まだたまに
「そろそろ電話しようかな」とふと思い出し、
あぁ、もういないんだった…と気づく。
ポスクロのお礼カードをあまり送らない私だけれど、
そのおじいさんには「祖父を思い出したので、よかったら
カードを日本から送るので、日本も探検してみて。」と
メッセージを送った。

そしてもう一通、シンガポールから、すごくかわいい丸文字の
アルファベットで書かれたハガキがポスクロで届いた。
天気も雲の絵をかわいく書いてあって、
「よかったら、文通相手になって!」と。
10代から20代の女性、もしかしたら学生さん?と思いながら
登録してびっくり。
20代~30代の男性だった。
負けた…字のかわいさとか、絵のかわいさとか、
なんだかいろいろ。
小学校の先生だそうで、「各国の学校のいろいろを教えて!」と。

いいですか?愚痴ってもいいんですか?
ちょっと聞いてくれます?から止まりませんけれど…。
例えば…数日前に太郎の担任が家庭訪問にいらっしゃると聞いた。
それを太郎から聞いたときは、「なにした?!」とまず怒った。
先生が家庭訪問するほどの何かをしたのか?
「怒らないから、さっさと言いなさい!」と言いつつ、
すでに怒っていた。
そうしたら、学年通信に載せたクラス写真が
太郎が発熱で欠席のときだった、と。
・・・それだけ?
いやいや、そんなことでは家庭訪問ないわ。
次は?ほかにもあるんでしょ?と太郎を信じ切れず
質問しているうちに先生がいらっしゃって…
「クラス写真、すいません」と。
・・・それだけ?
先生、暇なの?と口から出そうになった。
その後、小学校に学校行事で行ったとき、校長先生にまで
「この度はすいません。次はないようにします。」と丁寧な謝罪。

なんか違う。前から思っていたけれど、なんかおかしい。
花子が頭腫れ上がるほどけがさせられた時も、
太郎が頭にけがさせられたときも、同級生に首しめられたときも
先生の家庭訪問も即日になかったし、電話連絡すらなかった。
校長先生からの謝罪も、もちろんなかった。
それなのにクラス写真であるの?写真ごときで?
体へのケガより写真かい!!
修学旅行説明会のことで怒り心頭のママさんがいた。
彼女は「メイなら怒っていると思っていたのに…」と
驚いていたけれど、無です。
期待もなければ失望もない。
まぁ、そんなもんだろうな…と。