ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

鏡像異性体とキラル

今週あった花子の化学塾での学習内容は
キョウゾウイセイタイについてだった。
キョウゾウイセイタイ、って聞いて、漢字に変換できる人は
一体どれくらいいるのだろう?と思う。
化学を履修した人には懐かしい言葉になるのかしら。
私は共像異性体、と頭の中で変換して、
花子の話を聞き流し、共像異性体、花子の解説では
全くわからん!と検索して、鏡像異性体と知った。

『ウォーレン有機化学』ともろぴー先生の動画で予習をして
わからないところを塾で先生に聞く!と出かけて行った。
どっちも有機化学ですけど?と聞くと、
「過去問はもう本当にお手上げ!」と言っていた。
この辺の問題なら…というアドバイスは一切できないので、
「そうか」と言うしかない。
1時間、先生を質問攻めにできるくらい予習していって~!
というのが精いっぱい。

本日、聞き取れたのは鏡像異性体とキラル。
あぁ~、キラルは知ってる!
ギリシャ神話の怪物だよね、遺伝子にもその名前がついた…
と言ったところで、「それ、キメラ」
という冷静なツッコミを受けた。
本当に間違えていた。
キメラとキラル、カタカナで言われるとわからない。

塾で1時間、鏡像異性体を解説してもらい、
「すごくよくわかった!!」とお目々きらきらだった。
花子の有機化学の質問に対応するべく、
先生もすごく分厚い本を3,4冊購入して勉強してくれているらしく、
「あれ、私の塾代何か月分かしら?
本代だけで赤字ってわかる」と花子が心配していた。
現在の塾では化学を4人に教えているらしいけれど、
その内3人は現役高校生で、化学基礎らしいので、
有機化学の分厚い本はいらないだろうなぁ…。
「先生の持っているあの分厚い化学の本を私も欲しい!」と
いつか花子が言い出しそうで、戦々恐々としている。
(専門書なので1冊が7000円~と、なんせ高い。)

今回の化学の塾で、なんだか一気に頭の中の霧が晴れたらしい。
いままでもやもやしていたものが、
スッキリ~!だったようで、珍しく塾から帰っても
ウォーレンを更に読んだり、アトキンスを読み直したりしていた。
化学グランプリまで、あと50日!