ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

これからは数学…

花子の化学について、いろんな人が
いろんなアドバイスをくれる。
いままでは、みなさん、それぞれに
いろんなことを言うなぁ~と思っていたけれど、
ここにきて、同じことを言ようになったことがとても
意外だった。

いつも化学について聞く元高校教諭(もちろん科目は化学!)の
友人が、「最近、花子ちゃんの質問が不安。」と言い出した。
どうやら、彼女の苦手分野が最近の花子の質問内容らしい。
そこで、某有名大学理学部博士課程卒の友人に連絡をとったから!と
次の化学電話相談先を見つけたらしい。
正確には、彼女がわからないときの電話相談先。
彼女自身も花子の質問に備えて大学時代の専門書を
再び読んだりしているという。

「花子に次に与える本はなにがいいと思う?」と
彼女に聞いた。彼女は無機化学専攻だったので、
有機化学を好きな
花子へのおすすめの本を聞かれても思い浮かばなかったようで
前出の博士課程出身の友人に「有機化学のおすすめ本は?」と
聞いたらしい。
ウォーレンを読んでいるのなら、次は…と彼女たちが
出した答えは、「数学」だった。
化学の問題集をしたら?と。
しかし、そのためには高校数学が必要ということで、
「これからは数学しなくちゃ」と。

へぇーと聞いたけれど、そういえば、化学の塾でも
かれこれ2か月ほど、ひたすら花子は高校数学にどっぷり。
「今週は数Ⅰだった…。化学の塾のハズなのに。」
「今週は数Ⅱだった…化学じゃないし!」
「数Aだった…化学のかの字もなかった…」という具合。

そうか、化学の先生も化学グランプリの問題を解くにも
化学を極めるにも足りないのは数学…って
なっているのだなぁと、ようやく私も気づいた。
花子自身は化学グランプリの過去問を解きながら気づいたようで
「離れられない数学…」とぶつぶつ言っていたけれど。