ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

娘の文通相手に写真を送る

娘にもなぜか順調にペンパルができている。
アメリカにイギリス、フィンランド、オランダにそしてラトビア
ほとんどが娘と同じ年齢の女の子たちで、
手紙の内容は、
「何色が好き?私はピンク~」
「アイスクリームって、チョコレートが一番好き。あなたは?」
「私の一番好きな動物はパンダ。あなたは?」
といったぐあいに、「三行日記か!!」と突っ込みを入れたくなるほどの
ハガキに書いても余白ができるだろう内容と分量を
手紙でしている。
(娘たちは母国語で書き、その下にママが英語で翻訳する方式)
シールやお絵かきといった付属品で重かったりするけれど
外国のシール交換をみんな楽しんでいるらしい。

そんな娘の新しい文通相手は私のラトビアのパルの娘ちゃん。
同じ11歳の女の子。
「髪をのばしているところなの。あなたは?」というレベルの
また3行日記状態だけれど、
「花子からの手紙が届いたわ!どのくらいうちの娘が興奮しているかを
あなたに伝えたくて!!」と
ラトビアのパルからメールがきた。

ラトビアのパルの娘ちゃんは一足お先に夏休みに入り、
2週間のサマーキャンプに出かける前日に娘の手紙は届いたらしい。
ということで、返事がちょっと遅れる、と
メールにあった。

ラトビアはもう夏休みか…。こっちは夏休みまであと1ヶ月以上よ」と
娘は自分の手紙がラトビアに着いたことに興奮もなく、
すでに夏休みを満喫中のラトビアの同じ年の女の子の存在に
「ブルーだわ。」と憂鬱になっていた。
夏休みって…日本の夏休みはあんなにたくさん宿題があるのに
本当に夏休みがきてほしい?と、つい聞きたくなるほど。
ラトビアはきっとほぼ3ヶ月の夏休み、宿題なんてないことを知ると
娘はもっとブルーになりそうなので、言わないことにしよう。

彼女が送ってくれた子どもの写真は海を背景に絵になる姉と弟。
私が送ったこどもたちの写真は、
ピコ太郎とミニピコ太郎が同じ金色の衣装を着て
ミニピコ太郎の顔部分がくりぬかれてそこから満面の笑みで、
我が家のこどもたちが顔を出している。
日本らしい、ということで。。。

 

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何でつながる?

すごく気の合いそうな人からポスクロがきて
文通をすることになった!と夫に話すと、
「絵葉書で、気が合うかどうかわかるの?」と聞かれた。

わかる!文章を見なくてもわかる!
だって、絵葉書がコレですもの!

f:id:bitter-chocolate3:20170612145634j:image

 

chocoholic! (チョコレート中毒)

50代のドイツ人女性。
以前は文通相手にかなり女子大生がいたのに、
気づくと50代より上のパルがかなりを占めるようになってきた。
私より20才以上も上のパルたちだけれど、
話が合うし、気が合う。
そういえば、小5の花子も家の前で長く誰かと話していて、
お友達かと思ったら、近所のおばちゃんと野鳥について語っていたらしい。
70過ぎのおばあちゃんと、年齢差60歳。
その近所のおばちゃんが
「この前は楽しかったわ~!また花子ちゃんに会う前に勉強するわ!」と
私が道端で会ったときに言っていた。
あの二人は”野鳥”という同じ興味でつながっているらしい。
私なんて”チョコレート”つながりのパルばかりだっていうのに…。

最近、DSで図鑑のソフトを買い、娘はますます野鳥に夢中。

 

花といきもの立体図鑑

花といきもの立体図鑑

 

 DSソフトで野鳥の鳴き声が聞こえて、
家の中が大自然のよう!と、都会人のふりをしたいところですが、
それ…聞いたことあるわ~、なんていう鳥か知らなかったけれど!
という鳥ばかりで、改めて田舎在住であることに気づいた。

 

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地雷?

ちょっとした言葉で”カチン”とくることは誰にでもある。
外国人の日本語がいかに失礼であろうと、”カチン”とくることは
まずないので、
私の英語で”カチン”とこさせたってことは、
よっぽど失礼だったのか、
英語がうまかったってこと?と前向きにとらえてみる。

今日、イギリス人男性の地雷を踏んだらしい。
「娘がほしかったの~」と話したら、
「なんで?男性は嫌いかい?」と聞かれ、
「男の子って、荒っぽくて失礼っていうイメージを持っていたから」と
答えたところ、
「なんて失礼なんだ!そんな失礼なコメントはいまだかつて
聞いたこと無いぞ!男性に謝れ!
だから女は失礼で嫌なんだ!」と怒られた。

これって、日本では本当によくあるママ友トークで、
「娘がほしかったわ~」という息子のいるママさんで、
自分の息子がかわいくないって言う人を知らない。
みんな、「私には息子が一番あっているわ~」という結論に
息子を育てていてなるし、
やっぱり自分の子どもは性別関係なくかわいい。

私も「生まれた瞬間に息子を見て、かわいい!!と
一瞬で恋に落ちたわ。」と話したら、「それならいいよ。」と
彼は言ったけれど…ちょっと待った!

「男性は嫌いかい?」っていう下品なコメントをする人に
他人のコメントについて批判できるわけ?
私は誰かが失礼なことを言っても、
「これだから男は!!」と性別で怒らないように心がけているし、
性別で判断するべきではないと思っているわ。
私が出会った嫌な男性のイメージで、すべての男性が
そうであるかのように押し付けるのは失礼だ!と怒るのに、
私の言動で、すべての女性がそうであるかのように
言うのはおかしいと思わないわけ?
私の言動の責任は女性ではなく私でしょ?とつい反論。

「話題を変えようよ」と彼に言われても、
いや、もう話す気はない。

サウスカロライナのパルが某国人とメールで喧嘩した、
という怒りやら失望やらのメールを読み、
いやぁ、若いね。そんなことではもうイラっともこないわ~と
結構、みなさん着火点低め?とのほほ~んと
読んでいたけれど、私も他人のこと言えないわ。
着火点の高低ではなく、きっと、みんなそれぞれに地雷があって、
多少のことは許せるのに、そこのポイントだけは
ドカーン!!っていうのがあるんだろうなぁ。

日本のママさん以外ともこどもの性別トークはよくなる。
「女の子とショッピング楽しそうよね」とか
「男の子はいくつになってもかわいい」と、
今までに幾度となく同じことを言ってきたけれど、
こんなに怒る人がいるとは…と驚きの怒りレベルだったけれど、
ちょっとした世間話には向いてない話題だったのかも、と反省。

オーストラリアからのカードをアメリカから

今日、ポスクロ?ではがきを受け取った。
ポスクロ、の後に疑問符がつくのは初めて。

アメリカから見知らぬ差出人の封筒が郵便受けに入っていた。
これはきっとポスクロかな?と思いながら、封を切ると、

”Surprise,your postcard Au-541***
from Margie ended up in my mailbox, Missouri,in USA."

(サプライズ! あなた宛のオーストラリアのマギーからの
AU-541***のカード、アメリカのミゾーリ州の
僕の家の郵便受けに入っていたよ。)

一瞬、意味がわからず、同封されていたもう一枚を読むと、
確かにオーストラリアから私の住所が書かれた絵葉書。
いや、でも、これだけ住所がきっちり書かれていて、
なんで日本宛がアメリカ宛になるの???と不思議に思いながら
もう一度、アメリカからのはがきを読むと、
彼も同じ差出人、オーストラリアのマギーからのはがきを受け取ったようで
きっと、二枚がくっついて旅をしてきたのだろう、と。

いやぁ~、そんなことがあるのね~。
我が家に別の国のポストカードがくっついてきたことは
いまのところ一度も無いけれど、
とても素敵な偶然で、この奇妙な、でも素敵な話を
あなたとも共有できてうれしいわ~とオーストラリアのマギーには
登録メッセージを送った。

親切なミゾーリ州の彼にも、日本から絵葉書を送ろうと思う。

 

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現代にシャペロン

アメリカって、もうほとんど文化に驚くことは無いわ~と
思っていたけれど、それでもたまに「うそ?!」と
びっくりすることがある。

先日、アメリカのメル友がメールに書いていた。
「僕は明日、シャペロン(Chaperone)としてこどもの遠足に行く」と。

シャペロン…その優雅で古風な響きに
「どこの貴族の深窓のご令嬢の付き添いで?」と思ったら、
こどもの遠足???

シャペロンって、アレでしょ?
貴族の令嬢が舞踏会へ行くときに隣にいたり、
お出かけのときに付き添ったりして、
未亡人や後見人のいないまあまあ身分の高い女性が
シャペロンになるのよね?
歴史小説ではお付きの侍女として、相談役だったり、友達のような…
ダウントンアビーの世界!と興奮。

アメリカではいまもまだその言葉が”付き添い”という意味で
残って使われていて、
「遠足」=「シャペロン」を募集、はセットらしい。
要は先生のアシスタントでこどもの面倒をみる保護者らしい。
すごく疲れそうなボランティア…。
子ども会で引率したことがあるけれど、常に迷子にならないように
こどもの数を数えていた記憶しかない。

イギリスでも「シャペロンって、まだ使ってる?」と
ロンドンのパルにも聞いてみた。
ロンドンのパルが言うには、シャペロンはベビーシッターより
もっと年齢が上の子に使う言葉で、
ベビーシッターよりかしこまった響きがあるらしい。

遠足まで保護者からのボランティアを募集するって、
アメリカらしいな~と思ってしまった。

 

 

 

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狼と石鹸と

アメリカのメル友から、歯並びの悪い人は低所得者層の人と判断される、
という話を聞いてから、
日本では、なにで判断されるのかしら?と考えていた。
これ、意外に難しい。

明らかに学校に来るのにふさわしくないような
ジャージ姿の保護者に私も最初は「はい?」と思っていたけれど、
参観日にジャージ姿の先生もいまはいるわけで、
(やっぱり、「はい?」と思ってしまうけれど)
なにをもってして日本で階級を判断するのか。

そんなことを考えていたとき、ママ友が憤慨していた。
「あそこの子、よその家に無言で上がってくるのよ!」と。
「お邪魔します!」も「お邪魔しました!」もないし、
「親が教えてないんだわ。そういう親なんだわ!」と。

しっかりした親に見えるのに、その子どもが遊びにきて挨拶無かったり、
そうかと思えばチャラチャラした親の子が玄関で靴揃えたり、
「育ちがでるわ~」という話になった。
そういえば、私もよく祖母に怒られるとき、
「お里が知れるわ!!」と怒られたっけ、という話を
アメリカのメル友にしたら、
アメリカでも同じような言い方しますよ!」と言う。

"Were you raised by wolves?"
(狼に育てられたの?)

狼に育てられたかのようにマナーがなってない人に言うんだろうな。
狼か、狼少女とかいたから?

そういえば、最近、言葉が悪い9歳の太郎、
アメリカでは悪い言葉を使ったら
”I'll wash your mouth out with soap!”
(汚い言葉を使ったから)石鹸で口を洗うわ!
と、親がこどもの口を石鹸で洗う、口に石鹸を入れたり、
実際にする人が結構いるとサウスカロライナのパルから
聞いた。
どうなの?それは虐待じゃないの?ありなの?と聞くと、
「その子に有効なら、アリでしょ。」と言われた。
アメリカの虐待の線引きがわからない…。

うちの太郎もその内、石鹸で口を洗ってみようかしら、と思うほど
家では反抗的な態度。
そんな太郎がいま推薦されてリーダーをクラスでしているらしい。
あぁ、人材不足や少子化って、恐ろしいわね~と
つい近所の同じクラスの女子に「なんで太郎がリーダー?」と聞いた。
「みんなに優しくて、いろいろ気づくから。」と言われて
びっくり。
その上、その女の子のママさんから、
「太郎君が紳士な話をよく娘から聞く」と参観日で言われる。
こういう話を聞くたびに思う、
「クラスにもう一人、太郎って子いたっけ?」と思わずにはいられない。
みなさん、どこの太郎君の話をされているのかしら?
と固まってしまった。
反抗期、扱いにくくて仕方ないけれど、外では頑張っているらしい。
家では大きな心で…と太郎が帰宅して5分は頑張っている。
ウルトラマンよりは長い5分が限界。

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春いっぱい


人畜無害でいい人、と表現するのがぴったりのアメリカのパルから
定期便のような手紙が来た。
彼はラジオのDJなので、番組のことや音楽のことや
日常、といった手紙の内容もいつも人畜無害。

そんな彼から、今月きた手紙はいつものように黄色いルーズリーフなのに
内容がピンクでびっくり。
多分、2年ほど文通していると思うけれど、
未だかつて見たことの無い単語が何度も何度もでてくる。
"my girlfriend"(僕の彼女)と。

欧米人のgirlfriend/boyfriendっていうのは、
ただの男友達や女友達のときもある、ていうのはわかっているけれど、

これは彼女(恋人)だ!

「僕の彼女がメイが使っていた犬の封筒がかわいいって言ってたよ。
あの犬の便箋も彼女は好きみたい。」と、
すでに検閲されてる。
女性の文通相手?「ちょっと見せて~」とチェックされたもよう。
何書いたっけ…とノートを開き、
「花粉症で鼻が詰まった、入学式が雨なのに着物で決行!」
というような私も人畜無害のことを書いていたので、
害なし、と判断されたかと。

その後も、「彼女と本屋で本を買った」とか
「一緒に水族館に行って、水族館がこんなに楽しいとは思わなかった!」と
なんだか彼女ができてすべてが、世界がキラキラしているんだ~!!
っという手紙だった。

最近、こういうキラキラな恋愛のお手紙をもらってなかったので、
もう「おばちゃん、うれしいわ」という気分で、
若者、頑張れ~!!と遠い日本から声援を密かに送る。
今度は別の州にまで遠征して彼女と水族館に行くらしい。
水族館が楽しいんじゃないのよ、
彼女といるから楽しいのよ。
きっと別に遠くの州まで行く必要もないのよ…
近所の公園のベンチでも楽しいと思うわよ、と、
つい横槍を出したくなるけれど、春いっぱいのお手紙は
読んでて、とても楽しかった。

最近の私の手紙内容はというと、
次郎が高熱でダウンして、花子が泣いて起きるほどの腹痛になって、
二人が治ったころに太郎が中耳炎になってさ…という愚痴。
どっかで読んだ人が幸せになれるような話題を探してこなければ。

 

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