ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

親知らずの憂鬱

4ヶ月に一度、歯科医で歯垢除去とフッ素塗布をしている。
10年前は夫と二人だったのに、いまは家族5人で
二日にわけて行われる行事になりつつある。

実は、10年ほど前から「抜きましょう!」と言われている左上の親知らず。
奥歯が邪魔で磨けず、虫歯になるという歯科医の予言どおり、
その後、虫歯になり、
「抜きましょう!」と2軒目の歯医者でも言われたのに
治療をしてもらい、最後には神経を抜く治療(3軒目)
までした私の親知らず。

親知らずは虫歯になった時点で、抜歯になることが多い。
治療も大変だし、残しておくメリットも少ないから、だとか。
でも、私、かれこれ7年ほど妊娠、出産、授乳を繰り返していたため、
「妊娠中で薬が飲めないので、抜歯はちょっと…」とか
「授乳中で薬は飲みたくないので、抜歯は…」と言い逃れてきた。
かれこれ8年の付き合いになる歯科衛生士さんにはバレバレだったらしく、
「末っ子さんももうすぐ3歳。授乳、終わってますよね?」と
いわれたのは4ヶ月前。
「年末に頑張りましょか!覚悟してくださいね。」と脅されました。

その歯医者に行く日が近づき、また抜歯を言われる~と恐怖です
私の親知らずは根っこがちょっと曲がっているため、
口腔外科に紹介状を”いつでも書きますからね!”と言われてます。
「親知らず 抜歯」で各種の検索をして、
恐怖症の私には”静脈麻酔”なるものでいこうかと。
ふつうは局所麻酔で行われるけれど、その上が静脈麻酔で、
その上が全身麻酔のようです。
病院によりしているところは限られるようなのですが…。
アメリカでは全身麻酔で親知らず4本一気に抜くのが一般的という
ブログを読み、「アメリカに行きたい!全身麻酔で、1本だけでいい!」と
小心者の私は思いました。

親知らずの神経を抜くときも、恐怖の余り、全く麻酔が効かず…
夫も同じ歯科医担当だったため、夫の治療のときに
「奥さん、恐怖の余り、覚醒しすぎて全く麻酔効かなかった」と
愚痴ったほどらしい。
「お酒、強いんですか?」とあまりに麻酔が効かないので聞かれ、
「おちょこに梅酒で酔います」と答えたら、歯科医は呆然としていた。
大きかった親知らずも神経を抜いたり、小さく削り、
「これは抜くのに苦労するぞ~、ハハハハ」と自分は抜歯しないので
他人事に思っている担当の歯科医が言うほどの歯科医泣かせだとか。

親知らずよりも、隣の歯が虫歯になりかけている、と言われて早数年。
よし、今度、抜歯するわ!紹介状もらってくる!!と夫に宣言したり、
私の親知らずは墓場まで持っていく!絶対に抜かないから!!と宣言したり、
数時間おきの心境の変化に疲れてきた。
左の上をするときに、ついでに下もしましょうね。なんて歯科衛生士の
お姉さんに言われ…どういうついでですか?!とびっくり。
怖すぎる。


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