ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

10年越しの紹介状

末っ子が週末に「下の歯が痛い!」と言い出した。
歯ブラシして、フロスをしても、虫歯らしきもはないし、
それでも、一日に2,3回、「ここ、痛いねん!」と言っているので
月曜の朝一にかかりつけの歯医者に電話して予約。
ついでに私の抜歯の紹介状も欲しいことを伝えた。

末っ子は担当の歯科衛生士にも研修中の歯科衛生士にも
歯科医にも「ここ、痛いねん!」とアピールしまして、
見た目は問題なさそうだけれども、一応、レントゲンしましょか、と
なりまして、レントゲン撮影もしました。
結果、「異常なし」。
・・・なんだったんだ、あのアピールは、と私が脱力。
多分、こけて歯を打って、痛かったのをいつまでもアピールしたんだろう、
ということに落ち着いた。

そして、私の抜歯の紹介状が欲しい旨を伝えると、
「ついにやる気になりましたか?」と担当医は呆れて笑ってました。
多分、私のカルテには、前の担当医からも、説得したけれど恐怖により、
抜歯の同意を得られず、とか書かれているんだろうなぁ。
親知らずは虫歯になれば抜歯、というのが歯科では常識の中、
歯科医を説得して神経抜いたほどですから。
担当医が変わったときに、「一番、重視することは?」と聞かれた。
ベストな治療法、価格、痛み、などがあって、
迷わず「痛みのない治療」を選択しましたから!
言いやすい担当医に「静脈鎮静法でお願いしたんです!」と言ったら、
紹介書に書いておきますね、と苦笑していた。
笑われてもいい!痛くなければいい!

ということで、ほぼ10年越しにもらった紹介状。
「歯科恐怖症のため、静脈鎮静法を希望」と書かれてました…。
”歯科恐怖症”ですか…とその言葉のオーバーさにちょっと呆れたけれど、
10年も抜歯を先延ばしして、静脈鎮静法まで調べた私は
十二分に”歯科恐怖症”の資格がある!と夫に太鼓判を押された。
ちなみに、産婦人科では毎回、血圧が上がるので”白衣恐怖症”と呼ばれました。
実際は、白衣にびびっているわけではなく、
体重計に恐れていたんです。体重増加→主治医に怒られる、という図式で。
ガミガミ怒るタイプではなく、「わかっとんか?」と静かに聞く主治医で、
怖さ倍増じゃんか~!と毎回、ドキドキしながら体重計に乗るもので、
その後の血圧測定はいつもギリギリ、たまにアウトなほどでした。

予約を歯科医経由でもとれるけれども、年明け以降になる。
飛び込みで行けば、午前中診察、午後抜歯でいけるかもしれませんよ、
と、にっこりと受付のお姉さんに言われ、
顔が引きつって帰宅。
受付のお姉さんの親切心はわかったけれども、すでに血圧上昇してます。
たいしたことないと言ってもらえるだろうと救急やオペも担当したことがある
ナースのママ友に口腔外科の紹介状をもらってね、と親知らずの話をしたら、
「聞いただけで、痛くなってきた!こわっ!!」と言われ、
より恐怖心が増した。。。
歯科恐怖症の前に”超”をつけてください、と今度、言わなくては。
”超”歯科恐怖症のため、静脈鎮静法は必須!と書いて欲しい。


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