末っ子が昨日、高熱を出した。
朝は37度後半で、これはただの風邪ね~とそのへんのヤブより当たる
素人ママの勘で思っていたら、ぐんぐん熱は上がり39度。
どうして、木曜の午後に高熱になるんだ?!と思いながら
この上がり方は、もしかして、もしかしてのインフルエンザ?
12時間経過した頃に検査に行ける病院…と探して行着いた初めての小児科。
ほぼ2時間待ちしまして、やっと診察してもらったときに言われた。
「周期性発熱っぽいなぁ…」と。
ママをかれこれ8年はしてますから、子どもの病気にはかなり詳しくなった。
ノロ、ロタ、アデノ、プール熱、ヘルパンギーナにペルテス病、川崎病と
こどもたちが各種なったり、なりかけたり、疑われたりしたおかげで
いろいろ知ってますが、つい聞き返したほどに初めて聞く病名。
「周期性発熱」と書きます、と教えてくれた。
特徴としましては…
・毎月のように高熱、ただし元気。
・高熱が3-6日続き、抗生物質があまり効かない
・扁桃腺炎と診断される
・家族歴がある
といった具合なんですが、
これはまさに”うちの年長の息子!!”じゃないですか!
兄弟間、家族間で遺伝がよくみられるそうで、周囲にいませんか?と
聞かれました。
ええ、いますとも!医療従事者のママ友たちに
本気で受診をすすめられたり、保育士さんたちに「大丈夫ですか?」と
こども以上に呆れられているくらいの発熱頻度の人が…
うちの夫ですよ。
この周期性発熱(PFAPA症候群)は診断もむずかしく、
県内ではここだけですよ!とか。
へぇ・・・それはまた、すごいのを引き当てたものです。
血液検査の結果でわかるそうで、ついでに血液検査。
(ただし、ふつうの小児科の血液検査では検査しない項目だとか)
抗生物質は効かないけれど、少量のステロイドを内服すると数時間で解熱。
うーん、ステロイド…と思いつつ、内服したら
39度が数時間で36度に。
3日以上はかかるといつもの経過で思っていたのに…。
病院で次回受診時に去年1年間の発熱を書いてきてください、と
カレンダーを渡された。
そうはいっても、我が家、3日発熱が続いて、小児科…としている。
そうでないと、ものすごい頻度で受診することになりまして…
小児科受診を増やすと、そこで病気をもらって帰るのはもうお約束!
だからお薬手帳見ただけでは発熱頻度がわからないわ~と思ったら、
ありました!園での出欠ート。
ほかにも高熱が続くと、手帳に私はメモしていた。
それらを見ながらカレンダーにマークを付けた。
もうびっくりです!!なににびっくりって、うちの息子たちの登園頻度。
これはあの金額でこの日数?!くらーっと今さらながら眩暈がした。
9月と12月ではこんな感じでして…これが毎月…。
(青が年長の息子、ピンクが年少の息子)
年長の息子はいままで何度も”不明熱”と診断されてきた。
高熱が3日以上で風邪以外の病気を疑われる→血液検査→異常なし、
ただ解熱しないだけ…で、不明熱。
あれもこれも”周期性発熱”で、私の服の着せ方(実母がうるさい)とか
換気(義父母が異常にうるさい)ではなかったのね~!と。
遺伝性と病院で指摘されるまでもなく、知ってましたよ。
「夫の遺伝子のせいだ!弱すぎる!」と何度言ったことか。
ただ、最近の研究によると、以前は卵子に一番にたどりついた精子と受精する、
順番は関係ないらしい。
ということで、夫は「メイさんの責任やで。」と言う…。
私の卵子が選んだ結果ですか…厳しい選択を迫られたんだろうと
推察するに余りある。