フィンランドのパルから手紙が届いた。
先日、彼女はお父さんやステップシスターたちと食事に出かけたらしい。
話を聞いただけで、ものすごーくしんどそうな会食風景を想像したけれど
関係は良好らしい。
今回は彼女がレストランを選ぶ番だったようで、
日本料理店にしたらしい。
ヘルシンキにある日本食レストランで、おいしかった~!と。
彼女のお父さんも日本食に舌鼓を打ったらしい。
ネットで検索すると、ガイドブックに載っていた等の情報もあり
ヘルシンキでは有名な日本食レストランのよう。
その日本食レストランを予約するときに、
パルのお父さんが電話をしたらしい。
彼女のお父さんは日系企業(かなり大手の!!)に勤めていたため
日本語が少し、話せるようで、
久しぶりに緊張しながら、日本語でレストランに予約の電話を入れたらしい。
「そしたらね、そのレストランには日本語を話せる人は一人もいなかったのよ!
日本食レストランなのに!面白いでしょ!!」と彼女は書いていた。
久しぶりに日本語を話すぞ~!とお父さんは気合いを入れて電話したらしいのに
それはそれは…ぷぷぷっ、とおかしさがこみあげてくるけれど、
多分、日本のフランス料理店にフランス人がフランス語で予約の電話入れたら
そこのレストランもきっと同じ、
フランス語わかる人なんていないんじゃないだろうか。
私が「○○っていう、フランス料理のレストランに行ったのよ~!」と
フランスのパルに話したら、「そんな店名、おかしい!!」とフランス人のパルに
爆笑されましたから…。
日本料理店としてはヘルシンキで有名なお店らしいけれど、
日本語を話せる人が一人もいないなんて、
本当にこれは日本で一般的な料理なのか、フィンランド人用なのか
ものすごく自信がなくなったわ、と彼女は手紙に書いていた。
彼女に教えてあげなければいけない。
そのお店、日本人観光客からも結構、本場の味!と口コミがよかったことを。
ただ、フィンランドに行ってまで、そこで日本料理が食べたいかと
私が聞かれると、「・・・」と言葉に詰まるけれど。