ケーブルTVでしていて、つい観てしまった久しぶりの映画。
2013年度ワースト映画に選出されたとか下ネタばかりで下品だとか
それはもう低評価があふれているけれど…
「意外に面白かった」というのが私の正直な感想。
ストーリーは…末っ子(但し、養子)が結婚をすることになり、
敬虔な実母に養父母の離婚を告げれず、結婚しているフリをしてくれ、
と言い出したことから始まるドタバタ劇。
元妻にプロポーズした土地に家を建て、成功するにつれ増築した家で
いまは愛人と住む父とそれが耐えられない娘。
愛人を母のように慕う末っ子…
う~ん、誰にも感情移入はできませんけれど~と思いつつ、
テンポのいいドタバタ劇で、それなりに面白かった。
但し、私がケーブルTVで見たことも大きいかも。
これが映画館でチケット代を払った結果だったら、「なんじゃこれ~!!」と
叫ぶだろうし、レンタルDVDだったとしても、「微妙…」となるかも。
ストーリーも下ネタ満載も特記するほどのことはないけれど、
キャストはすごいんです!
名前だけでも、「知ってる~!」という有名人に、どこかで見た…
よくお見かけする顔ではないですか!という顔ぶれの数々。
最近、見た映画の中で一番おもしろくなかった、と夫は言っていたけれど
私の最近のワースト1位は『崖っぷちの男』ですから。
あれよりは、こっちがマシ!と思うのだけれども、
ストーリーがいいわけでもないし、キャストが大きいのかしら?
それにしても、ロバート・デ・ニーロ、老けたわ~。
2009年の『みんな元気』(Everybody's Fine)を観たときも感じたけれど、
ロバート・デ・ニーロは哀愁漂うちょっと淋しさのある高齢男性役が
いまひとつ合っていない気がする。
良くも悪くも、品があるマフィアのドンにしか見えない。
キムタク父が「キムタクはどんなドラマに出てもキムタクだ。」と言ったと
なにかで読んだけれども、ロバート・デ・ニーロも正にそれかも。