ここ最近、私があちこちで見かける単語、rotten.
最初に出会ったのはアメリカのパルが書いていた手紙の中、
暴力的なクラスメートが娘のクラスにいて…と愚痴った返事で、
"Speaking about the rotten boy"
(腐った男の子の話だけれど)
rotten:腐った、堕落した、という意味がある。
One rotten apple spoils the whole barrel.
(腐ったリンゴが樽の中のりんごすべてをダメにする)
という英語のことわざもあるほど。
このrotten、TOEIC単語アプリでもお見かけした。
一緒に単語アプリをしていた夫に
「rotten、腐ったっていう意味よ」と話すと、
「これも文通で学んだ英単語?」と驚かれた。
ええ、”腐った”っていう単語、意外に使うんですよ、
使いたくなくても。
結婚式を4月に再設定したロンドンのパル、
メッセージがくるたびに、ノロケが入っていて、
甘い~!!と叫びたくなる。
ロンドンのパルもわかっているようで、
"He is very sweet, and he spoils me rotten."
(彼はとても甘くて、私を甘やかしすぎるのよ。)
spoil me rottenで腐るほど甘やかしすぎる、と。
それって、日本語でいうところのなに?
腐るほど甘やかすって…、私にもして!と思ってしまった。
日本人で”腐るまで”甘やかすなんてしたことも
されたこともないだろうから、
そもそも日本語にはないのかしら。
ロンドンのパルは親戚のおばさんがたち吉の食器を買ったらしく、
中に入っていた紙がすべて日本語で、
それを訳して、と渡され、英訳奮闘中。
たち吉の食器、素敵~!なのですが、
ロンドンのパルは食器がイギリスの食器と違いすぎて
使いにくそうで、
宝の持ち”腐れ”になるのを心配していた。
宝の持ち腐れ、rottenを使わず、
white elephant(白い象?!)というらしい。
どっから白い象がでてきたのか、とっても気になる。