青森在住のアメリカのパルから手紙が来た。
彼女が手芸が好きだというのは知っていたけれど、
ついに”こぎん刺し”を学び始めたようで、
若い人はあまりいないクラスらしいけれど、
みんながとても親切なの~と喜んで教室に通っているとか。
最近は青森も寒いようで、
「こたつで、こぎん刺ししているわよ」と。
渋い、渋すぎる。
こたつでこぎん刺し?
これ以上に日本を満喫している描写がある?と
彼女の手紙にちょっと驚いた。
「あなたは最近、何をしている?」と聞かれた。
私の最近ですが、読書でも文通でもなく、
「掃除」一択。
天井も壁も電気もカーテンもきれいにしましたが、
夫に「掃除やめたら?」と言われた。
「家事以外に何もできてないやろ?」と。
最後に手紙を書いたのは1週間以上前。
部屋はきれいになったけれど、
なんだかなぁ~と私自身も、もやもやしていた。
きっときれい好きな人は掃除も片付けも楽しくできて
充実感でいっぱいになるのだろう。
っが、私には虚しかった。
部屋がきれいだわ~と思う反面、
「っで?」と聞く私がいた。
ほどほどにしたら?と夫にも言われたので、
お言葉に甘えて、ほどほどで来客がくる数日前に
大掃除!の日常に戻っていこうと思う。
そのくらいが私にはちょうどいい。