ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ストレスと10代

海外文通のブログなのに、海外文通出せない。
アメリカのパルたちからもめっきりこなくなった。
ドイツのパルだけ手紙が順調に行き来する。
フィンランドのパルからも「日本に手紙を送れなくなった」と
メッセージが来た。
日本からフィンランドへはまだ送れるようだけれど。
ということで、最近はwhatsapp。
ラインのようなもので、ヨーロッパのパルたちが好んで使う、
というイメージ。
そんな不要不急なメッセージなんてものはないわけで…
ほぼ使うことはなく…と言いたいところだけれど、
ある!

「ちょっと聞いて!!」とメッセージを各国のパルに送った。
私の不要不急のメッセージ、
「思春期だか反抗期だか10代だか知らないけれど、
花子の態度がひどすぎて、爆発したんだけれど!」。
いや、やっぱり急ぐ内容。
その上、「夫は反抗期はこんなものって言うんですけど!!」
なんだこれ?!と怒り心頭した。

コロラドのパルからは「あの花子がそんな態度をとるなんて!
やっぱり10代怖いわ!」という自分のこどもの10代に怯える返信。
フィンランドのパルからは
「それって、10代のこを持つ親あるあるよ。
私も今朝、今日の朝!ほぼ同じ内容の説教を娘にしたわよ!」と
鼻息荒く返信が来た。

特に、言葉遣いが荒れるのが10代なのかしら。
私、生まれて初めて「死ねばいい」って言われまして…
Pardon?(もう一回言って)と聞き返しそうになった。
はい?はぁ?なんて言った?
その口は石鹸で洗うのか?
それとも針と糸で縫えばいいのか?
それともいまがビンタするときか?と考え込んでしまった。
結局、そのときはおとなしくなにもしなかった。
きっとショックだったんだろう。
反抗期の娘を持つママの洗礼を受けた。
夫も同じく聞いていたのに夫は平然。
なぜだ?あなたの奥さんが「死ねばいい」って、小娘に
いわれましたけれど?と聞くと、
「本気ではないやろ。」と。

いやいや、夫よ、それは違うでしょうよ。
本気ではなかったら言っていいのか?
「死ねばいいのに」って言われたいか?
一度言えば、何度も言いやすくなると思わない?
それを繰り返し聞くストレスが私にあるだろうとか
弟たちへの影響は?
学校で花子が「死ねばいい」と誰かに言ったら?
誰かに言われたら?本気では無ければいいのか?
違うだろ!!と夫にも猛烈に怒った。

そんな話をうんうん、あるあるよ、わかるわ、と聞いてくれた
フィンランドのパル。
「このコロナウイルスの異常事態、ストレス溜まるよね。
メイのストレスもわかるし、大人の私たちでさえこのストレス。
こどもの花子はもっとだよ。」という言葉が胸に刺さった。
ストレスだったのかも。
「死ねばいいのに」は許せないけれど。

少し落ち着いてから、花子には忠告しておいた。
思春期だか反抗期だか10代だか知らないけれど、
なにも偉くないし、何を言っても許されるわけではないから。
他者に敬意を払えない人は
他者からも敬意を払ってもらえないわよ、と。