ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

旅の成果


チェコのパルから手紙がきた。
タイでの出来事をいろいろと書いたのだけれど、
その中で彼女が一番興味を持ち、聞いてきたことが意外なことだった。
そして、実は同じことをアメリカのパルにも聞かれた。

「12歳の花子が日本もタイも同じねって言ったのは
どういう意味?」と。
日本とタイでは食文化が似ているの?
アジアというくくりで同じ文化なのかしら?と。

チェコのパルはヨーロッパを旅行しても、
どこも同じ…にしか思えないらしい。
だから、そういう意味で花子はタイも日本も同じアジアなのね、
という意味での発言?と手紙の中で聞かれた。

花子の「タイも日本も同じ」の意味は、
どこにいっても、みんなやっていることは同じなのね~
ということ。
こどもにご飯を食べさせている親やこどもの勉強について
語っていた現地のガイドさん、
つい世話を焼きたがるお姉さんもいれば、
面倒くさそうにバイトしている青年もいて…
「人は同じなんだ」と改めて気づいた、と空港でも語っていた。

私も海外のパルたちと文通していて、全く同じことを思う。
義理のお母さん(夫の母)にイライラし、
実の母にイライラし、
子育てに口を出されてイライラし…
あら、いらいらするばっかり。。。
20代のパルから60代のパルまで、親子関係はいくつになっても苦しむのか…と
あきらめの境地。
ほかにも状況の変わった友人との価値観の相違に悲しくなったり、
こどもの成長のスピードに喜んだり、寂しくなったり、
仕事と家庭のバランスに悩んだり、
私の手紙は”国際交流”とか”異文化交流”にはやっぱり程遠く、
もっと低い次元の近い目線で話している気分。
結局、国は違っても喜怒哀楽は一緒なのよねと気づいたことが
旅の成果なのかもしれない。

ほかにもある旅の成果としては、
見かけるたびについつい買ったタイの虫よけスプレーと
タイのリップクリーム。
配っても配ってもなくならず、まだ10個以上ある…。
花子の制服のポケットにもなぜか3種類のタイのリップ。
これも一つのタイの成果?

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