ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

オランダから近況

オランダのパルから久しぶりに手紙が届いた。
初めて知ったのだけれど、年末にはカウントダウンの
花火をオランダではするらしい。
っが、今年の年末は中止。
なぜなら、コロナですでに病院がパンク寸前だから。
そのほかにもコロナの影響があちこちにあるようで、
12歳になる娘ちゃんの誕生日パーティーもどうするか、と。
集まることはできないので、リモートパーティ?
それも大変そうだし、なにもなし?と各種考えているようだけれど
娘ちゃんは「私の誕生日はどうなるの?」と心配しているよう。
ママとしてはどうにかしてあげたい!ところなのか?
パーティーにいまひとつ情熱を見いだせない私には
いまひとつよくわからないけれど。

もうすぐ12歳、日本でいえば小6.我が家の太郎と同じ年の
娘ちゃん。
「28%しか課題ができていません、残りの72%は空想したり、
集中力が全く続かない。」と。
パルは先生からその話を聞き、我が家の花子を思い出したらしい。
ずば抜けて賢くて学校がレベルにあってないか、
ずば抜けてダメなのか、どっちだと思う?と聞かれた。

その手紙を読んで最初に思ったこと。
「なんだ、その28%っていう細かい数字は!!」
オランダの学校はどうなっているんだ?
1%単位で毎日の課題達成率がでるのか?と
オランダの私と同じ年のパルに聞いてみた。
彼女とはwhatsappでつながっているので、すぐに聞ける。
「100の課題を出されて、そのうち28しか
できなかったってことじゃない?」とオランダのパル。
いやいや、そんなことある?どうやって?
日本では同じ問題をクラス全員が解き、みんなが解けるまで
先生が教室を回って教えて、できる子はひたすら待つ…。
だから、待ち時間が多い花子は空想ばかりだった…。
日本ではできる子もできない子も課題達成率は同じになりそうだから
オランダのパルの娘ちゃんの課題達成率がそんなに低い理由がわからない。
どんな学校のシステムなんだろう。

オランダは飛び級も留年もあるらしい。
飛び級は「珍しい」ことで、留年は「まあまあある」っぽい。
「でも、留年させられそうに自分のこがなっていたら
親は必死に家でこどもに勉強させると思うわよ」ということなので
留年は恥ずかしい、という思いもあるよう。
留年も飛び級も先生からの提言のよう。
課題達成率も含めて先生からしっかりと状況を聞き、
発達を含めたテストを受けたいというのもアリよね、と
私が話すと、オランダのパルの友人のこどもも
ほんの数日前に発達テストを受けたらしい。

日本の小中学校でも現在はスクールカウンセラーがいて…
市町村により違うのかもしれないけれど、
我が家のこどもたちの小学校は2週に1度。
「心理カウンセラーのカウンセリングを受けたい!」と
私が思い立ち電話をしたら、
「2週間後に来校するときの予約はいっぱいなので、
4週間後か6週間後」と言われた。
・・・結構です、とカウンセリング予約せず。
6週間後、さて、私は何を思い詰めていたっけ?と
忘れるレベルだった。
そんな話をオランダのパルにしたら、「オランダも同じ」と。
カウンセリングの予約は6週間後って、普通よ~と。
みんな気が長いわね…と一番に思ってしまった。