ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ホームスクーリング

I’ve spoken to other moms about homeschooling
while schools closed and we’ve all agreed,
it stinks! Even my friends who used to be teachers.
(ほかのママさんたちとホームスクーリングについて
話したんだけれど、私たちはみんな一致したわよ、
最悪!って。
前に学校の先生をしていた友人でさえもね。)

サウスカロライナ州のパルがロックダウンにより学校が閉鎖され
ホームスクーリングになったことによるストレスを
emailで切々と語っていた。
そういえば、オランダの現役先生のパルもこどもの
課題をホームスクーリングで見るのがストレスだって語っていた。

実は、最近、私もストレス。
5月末で休校も終わり、ホームスクーリングが終わるのかと考えたら
ため息が出る、正直。
学校が再開したら、また次郎の2週に1度の
「学校に行きたくない」と格闘しなければいけないのか…と。
誰かにいじめられているとか勉強がわからないとかではない。
「わかっていることを先生がゆっくり授業して
待つばかりが面白くない」らしい。
それでも、なんとか耐えれる限界が2週間…のようで、
ほぼ半月に1度の割合で、泣いて
Z会を一日中するから学校休ませて」と言われる。
そんな次郎に
「学校は勉強を学びにいくのではなく、人間関係を学ぶんだよ」
とか自分でも思ってもいないことを言うのも
私にとって地味にストレス。
(与えられた課題を時間に関係なくできるホームスクーリング最高!
とか思っている人もいると思う。)
そして、休むと学校の先生から電話がくる。
「明日は来れますか?なにか困っていることがあったら教えてください」と。
授業が簡単すぎて行き渋ってます、応用教材を与えてください、
なんてことは言えるわけもなく…。はぁ…とため息。

花子も次郎と同じで、知能指数が高いのだと思う。
難関私立中学の数学の問題やZ会の問題を模範解答とは
違う解法でさらっと解いたりしていた。
塾に行ってないのに中学受験の問題解けちゃうんだ!?と驚き、
しかも模範解答よりきれいな式…と驚き、
小5のときには数学のセンスで私はすでに負けた…と思わされた。
そんな花子に小学校の過ごし方を聞くと、
「時間って、気づくと過ぎるよね」ということだった。
花子の中ではいろいろと考えているけれど、周囲には
ぼーっと…ただぼーっと…ひたすらぼーっとしているように
思えていたことと思う。よく小学校の担任の先生たちに言われた。
「とにかくぼーっとしている」と。
それは授業が退屈すぎるからだけれど…。

海外のパルたちから飛び級や応用クラス、ギフテッド教育などを聞き
ため息が出る。
そんなシステムが日本にあればなぁ…。
日本の不登校のこどもたちの中には次郎と同じで
学校が簡単すぎて1日座っているのがしんどいから、というこどもたちも
いるのだろうなぁと思う。

休校してから家族で毎日20時からUNOをしている。
反抗期の花子も強制参加で家族全員でする。
最後の勝負は大人が負けるように頑張る…
という暗黙のルールで、私と夫は”接待UNO”と呼んでいる。
負けないといけないのに、つい勝ってしまう私、
「メイさん、接待できてない」とよく夫に言われる。
UNOは頭の良さではなく、最初に配られたカードでほぼ決まる。
同じことがこどもたちにもあるように思う。
IQは70%以上、学力は50~60%以上の遺伝率があり、
20~30%は共有環境、つまり家庭環境の影響があるらしい。
そうすると学力の70~90%はすでに決まっている…。
親にできることは、こどもの持っているカードをいかに有効に
使えるように教えるか。カードはすでに配られている。