ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

巻き舌が得意な人

先日、図書ボランティアで学校に行き、
先生の怒声を聞いた。
図書室まで響いてくる怒声に一緒にボランティアしているママさんと
「なに先生???」とついドアから覗くと、
他教室のドアからも先生たちが同じように覗いていた。

「こら~!!!ええ加減にしろ!」と言っていたのだけれど、
もうびっくり。
そもそも覗かなくても声は十分に聞こえるわ、と気づき
私たちは覗くのをやめたのだけれど、
「すごかったね~」と言い合った。
ものすごく立派なRの巻き舌音。
日本語にはRの巻き舌発音がないからできないと聞くけれど、
ある。うまい人もいる!
前々から思っていたけれど、関西人はRの巻き舌音が得意だと思う。
「おらrrrrr!!!」っていうときのあのR。
あら、ご立派、と聞くたびに感心するわ~と一緒にいたママ友に語り、
「いや、感心するのはそこちゃう!」と言われた。

日本人が苦手だというRの発音、
スペイン語のときにもスペインのパルに「Strong R」(強いR)だとか
「Dry R」(乾いたR)だとかいろいろ発音指導され、
いや、日本人には無理!と思っていたけれど、
「おらrrrr」なんて立派な巻き舌で言えるあの先生も
なにかとあると「ごらrrr」と言う人たちも
きっと英語のR発音は得意なんだろうなぁ~と
先生の怒声を聞きながら思った。

私も真似して「おらrrr」と言ってみたけれど、
「おらっっっ」にしかならない。どうやってあのRするの???と
こどもたちから「おらrrr」の発音指導を受けるけれど、
できない。

びっくりするほどの怒声を聞いたけれど、あれも小学校では
日常茶飯事らしい。
先生が怒るに至った内容を聞いても、それであそこまで怒る?と
不思議なレベルで、
「先生、若いわね~。エネルギーが違うね!」とママ友と言い合った。
いや、しかし、立派な巻き舌発音だった。