ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

通訳がいる…

我が家、いまだピアノバブルがはじけておらず、
こどもたちがすごい勢いで合格していく。
バイエルの前半は早くて一週間で1曲合格だったというのに
後半になってのまさかのアクセル全開で週に3,4曲合格。
…どういうこと?!と先生と口あんぐり。
なんだかわからないけれど、いま勢いに乗っているみたいなので
このままゴー!!となっている。

発表会の曲選びはどれほど先生に任せるか、
という話に子どもにピアノを習わせているママたちとなった。

同じピアノ教室でも
「これとこれ、どっちがいい?」と先生が弾いてくれて選んでいる子が
結構、多いことにびっくり。
我が家は、「花子ちゃんはコレ!太郎君はこれ!次郎くんはこれね!」と
有無を言わさず…。
ほぼ毎回、その楽譜を見て私は絶句している。
無理…!!って、言いたいけれど、すぐに言うのはダメだろうから
一か月頑張ったけれどダメでした、曲を変えてください、と
毎回、言う気満々です!
そして、毎回、なんとか…なんとか…なっている。

そんなこどもたちのピアノの先生の言っている意味がたまにわからない。
あれ?全部日本語だったんだけれど、半分も理解できなかった!?と
いうことがあった。
例えば、先生にこどもたちがこれから練習していく曲や傾向、
花子の得意とする曲を聞いたときなど。
(花子の得意とする曲を素人の私と音大出の先生では思っている傾向が違う?と
発表会の課題曲で思ったので)

イギリスの疑問はロンドンのパル、アメリカの疑問はアメリカのパル、
そしてピアノの疑問に答えてくれる助っ人を最近、見つけた!
音大出のママさん!!
「花子ちゃんはベートーベンね。ドビュッシーはきびしいけれど、
メンデルスゾーンはいける。」って先生が花子を評価していたけれど、
どういう意味???と教えてもらった。
いやぁ…深かった!音楽史から解説してもらって、
なんとな~くわかったけれど、人様に発表できるほどわかってない…。
「あぁ、ブラームスとかね」と音大出のママさんに言われ、
謎の森が余計に深まったような気がしないでもないけれど
高校のときの数学と一緒で、なんとなくわかった気にはなった。
他人に説明できてこそ、理解したっていうことや!という人がいるけれど、
本当だわ~としみじみ気づく。

先生の教本の進め方や花子の発表会に与えられる曲が「あれ?」と
思うことがたまにあったけれど、
音大出のママさんに「うまいこと考えて教えている先生だと思う!」と
褒められ(先生が…)、鼻が高い。
「そんな良い先生に師事しているのね!」と言われ、
すいません…それなのに、こんなレベルで、な気分になったり。
音大出のママさん曰く、「先生はいま花子ちゃんに色付け中ね!」と。
なに、そんなピアノ用語あるの?色付け?とまた謎を増やし…
通訳いる~!!と思ってしまった。