ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ピアノで感無量

まだまだ順調に進んでいるピアノ。
いままでの進度の2,3倍。
やっぱりピアノは練習量がものをいうんだなぁ~と改めて思う。
音大出のママさんがピアノのうまい小学生を見ると、
「頑張っているわね~、ママ」と思う、と言っていて
激しく同意してしまった。
水泳などと違い、その場所に行かないと練習できないこともなく、
野球のように人数がいるわけでもない。
練習がものをいう習い事をこどもにさせたい!とピアノを選んだ。
才能に頼るのではなく、努力でなんとかなるもの、として
練習が大きいなにかをさせたかった。

一人で黙々と練習する、正確には練習させるのは大変。
「ピアノの練習が大好きで、集中力が切れない」なんて言っているのは
牛田智大くんくらいで、
我が家の子どもたちはすぐに集中力が切れる。
ピアノの才能ってわかる?と聞かれたら、
「練習を嫌がらないなら、もうそれだけで才能!」と私は言っている。
きっと高い高いところまでいけば、音楽性が…なんてことまで
わかるのだろうけれど、多くの子がそれより前で脱落していくのを
何人も見た。

進歩しているんだかどうだかわからない練習曲ばかりを
あの手この手で主にママさんたちが弾かせているわけで…
花子がブルグミュラー卒業があと2,3か月で確実となり、感無量。
「右手から弾くから右手出して」と言ったら、左手を出していた
花子ちゃんが…大きくなった、と同じく感無量だった先生、
「じゃあ左手から弾くよ」と言われ、右手を出した花子を見て
「・・・成長、あまりしてないわね。」と言われる。

ブルグミュラー、私はこどものとき順番に弾いたけれど、
花子の先生はあちこちする。飛ばす曲はなし。
あっちいったり、もどってきたり、を繰り返し、
いつ弾くんだろうと思っていたブルグミュラーの中での私のお気に入り、
「タランテラ」も「小さな集会」も弾き、いまは「別れ」を弾いている。

ここまで長かった…と思ったり、
こんなにもあっさりブルグミュラー終わるのかと寂しくなったり。
私が得意な「別れ」だけれど、花子はこういう曲が苦手。
そして、私は好きではなかった「貴婦人の乗馬」は花子はきっと大好きで
得意な曲調なので、さっさと終わるのだろうなぁ。

ブルグミュラーの次のソナチネでピアノを辞めた私、
花子がソナチネの楽譜をもらう前にどの楽譜とどの曲をするのか
先生に教えてもらい、密かに練習しておこうかと。
こどもの勉強もピアノも結局は私がどれだけ予習したか、が
ものを言う気がする。