ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

祝!ブルグミュラー卒業

花子、ブルグミュラー25を合格した!ついに!
これまでにも発表会で弾いた曲が3曲ほどあったり、
春休みで練習もどんどんできて一度に3曲合格なんていう週もあり、
ほぼ6か月で終了。

ガンガン弾くのが得意な花子、
ブルグミュラーの中でもガンガン弾くタランテラやツバメなどは
十八番!の勢いで聴いていても上手。
逆に流れるように弾くやさしい花やすなおな心は
「もうなんていっていいか…。花子ちゃんも大変だろうけれど、
これを聴く私も苦行よ。」と先生に言わしめたり。
ブルグミュラーを飛ばす先生もいるそうだけれど、
花子の先生は「飛ばさず、全部弾く!」と言っていた通り
花子はすべて弾いた。

 そして、ついにブルグミュラーの最後、
”貴婦人の乗馬”に。
花子は得意な曲調なので、ノリノリで弾いていたけれど、
一週間目、弾き終わった花子に「花子ちゃん、”貴婦人”知ってる?」
と先生から聞かれる。
花子の弾くのは貴婦人っていうより野生児。
ロデオ?暴れ馬に乗ってます?というような…
「ん?いま、落馬した?ヘビでもいて、驚いたか?」と
先生の実況が始終入るような、飛んで飛んで飛んで~の貴婦人の乗馬。
花子の性格がこんなにもでるのかと絶句する仕上がりに。
「どういうイメージで弾いているの?」と先生に聞かれた花子、
「野うさぎ!!」と答えるので、
だから、貴婦人の乗馬だって!!」と先生と声が重なって
私も突っ込んでしまった。

そんな貴婦人の乗馬も2週間目には、
なんだかちょっと調教されている馬に乗った野生児、
というレベルになってきて、
「まぁ、花子ちゃんの中の”貴婦人”だからね。。。」と言われる。

ドビュッシーアラベスクとかは花子ちゃん、ナシで。」とついでに言われる。
(動画は最近、お気に入りのピアニスト、前田勝則さん)

www.youtube.com先生から「花子ちゃんにはモーツアルトも恐ろしい結果になりそうだ、」
と改めて言われ
「男の子にしか発表会で弾かせたことがないんだけれど」と
いう曲に来年、花子は挑戦することに。
女子力の高い流れるような曲を発表会で弾き続けること数年、
「ストレス溜まってきた…」という花子の感想に先生、爆笑していた。
先生、ついにピアノで花子の女子力あげあげ作戦は諦めたってことで。

花子が卒業したブルグミュラー、今年中にもしかしたら太郎が入るかも?!と
カウントダウンが始まり、私はワクワクしている。
ソナチネよりバイエルより、ブルグミュラーが好きだわ。