ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

中学校の通知表


花子が中学生になって初めての通知表をもらった。
中学校の通知表と小学校の通知表、比べてわかった。
小学校の通知表は本当にあてにならない。

よく聞く話は、「中学校になったら、ガクンと通知表が下がる」と
いろんなママさんから聞いていたけれど、
花子の通知表は中学校がいままでで一番良かった。
小学校6年間は一体、なんだったんだ…と花子の
小学校時代の通知表を見返したほど。
3段階のオール2とかふつうにあった花子。
このテストの点数で?と疑問に思い、
先生たちに質問すると「忘れ物が…」「授業態度が…」と
いわれてきた。
忘れ物はまぁ、ある…
授業態度は…スリープモードと本人も言っているし、
さぞやる気のない授業態度なのだろうと思っていた。

中学校では授業参観でも目を見張るほどノートを取り、
理科の授業では一学期の発言回数2位だったり、
「中学校の勉強は楽しい!先生がキャラ濃い!」と
楽しい中学校生活らしい。
1学期の中間、期末とも花子は5科目合計で5本の指に入る成績だった。
そして、通知表は主要5科目は5段階評価で数学以外は5。数学も4。
社会の先生、評価が甘い…とは思ったけれど、
それ以外の科目はテストの点数からして妥当な成績で
小学校とは違い、きっちりペーパーテストが
評価されていることを感じた。

中学校に入って、すごく勉強した…わけではない。
小学校からの積み重ねだなぁ…と思うことが幾度もあった。
通知表の評価基準も小学校と中学校では違うのだろうけれど、
正直、やっと花子が正当に評価された!と思ってしまった。
先生の主観ではなく、テストの点数、数字で。
通知表は先生の主観ではないとは聞くけれど、
それなら、学年が変わるたびにジェットコースターのように
上下に激しく変動した花子のこれらの通知表はどう説明するの?と
花子の元担任たちに叩きつけたい気分。
いまは太郎と次郎の担任ですが…。
そういうこともあって太郎たちの通知表、話半分、目半分で見た。

初めての9教科での試験となった1学期の期末テスト、
9教科中で一番偏差値が高かったのは音楽。
お…おぅ、音楽か。
私の山の張り方が正しかったっていうだけの気もするけれど…。
ペーパーテストでは言うことなし!
音楽関係の部活に入っていて、実技だって完璧な花子、
5段階評価の5だと思ったら4だった…。
ダークホースは音楽か!!
一体、どんな生徒が5をとるんだろうか。
といった具合に成績が気になるのは兵庫県の高校入試制度。

兵庫県入試では、主要5教科だけでなく、実技4教科の内申点も重要です。
内申点(調査書)と当日の学力検査の点数は250点ずつで合計500点。
全国的に見ても、兵庫県は合格判定における
内申点の重みが大きいことで知られています。
実技4教科の内申点は、7.5倍換算されるため、
内申点250点のうちの150点を占めることになります。
つまり、内申点の評価がたった1、違うだけで、
当日の入試では15点も取り返す必要があるのです。

「兵庫県の高校入試 Z会」

内申点、どうなの~!?という県立高校入試の世界、
内申点ではない実力勝負の私立高校っていう選択はありだと思う。」と
夫の耳元で囁いている。