ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

出席停止の評価

「日本のコロナの状況はどう?」というのが
手紙でもメールでも最初に聞く挨拶になってきた。
これが新しい生活様式っていうやつか…。

感染者数はもう感覚が麻痺してきた。
こどもたちの小学校区でもちらほら感染者情報を聞くようになり、
市の教育委員会からも各種、「お願い」プリントがでてくる。
我が家には小学生と中学生がいて、
公立小中学校なので、同じ市教育委員会なハズなのに、
小学校からは、お願い1、お願い2、お願い3と、
順番にどんどんプリントが出されるけれど、
中学校からはお願い1の後はお願い3.
お願い2を省いた?!間引いた?
市役所から遠いからまだ届いてない?とびっくり。

さて、現在はお願い3、くらいなのですが、
その内容も「登下校中もマスク着用」や学校へ感染した場合は
情報提供すること、ということ以外に
「同居の家族に風邪症状があれば登校を控えて」と。
この風邪症状という大雑把なくくりに悩む。
末っ子の園児が鼻水は登校不可?それなら冬の間は学校行けれない!
というママさんもいれば、
夫の鼻水は花粉症っぽいけれど、これも風邪症状に入る?
というママさんもいる。
それが風邪症状か否かの判定はだれがどこでするんだ?
自己判断?小学校?受診?と考えるとキリがなく、
しかも結局、それぞれの家庭の判断でこどもたちは登校したり
しなかったり…。

我が家も過日、中学生の娘が発熱。朝から37.8度を記録し、
欠席…小学生組も。
結局、こどもたち3人4連休!
そして、娘が復活したとき、小学生組発熱か?!ということがあり、
そのとき中学生の娘が言った。
「体育の実技テストの日だから休めない!」と。
どこのサラリーマンやねん!と突っ込みそうになったけれど
どこぞのサラリーマンより深刻。
その実技テストで評価がつき、内申点が決まり、
高校も決まる…。

以前、発熱は出席停止扱いとはいえ、実技教科の
評価点を娘が気にしていたので担任に聞いてみたことがある。
出席停止の場合の実技教科の評価は?と。
「出席してなんぼ。どうしようもない」という回答だった。
できる限り出席する、を目標にして微熱でも行く!と
去年はしていたけれど、今年は校門で体温チェックもあるので
そうもいかず…「やばい」と娘は思っている。
その上、同居の家族の風邪症状も登校ダメってなったら
学校行けないわ~!!!と言っていたので聞いてみた。
市の教育委員会に。

話を聞いてくれたおじさん、「中学校に確認するから校名を」と。
・・・言えるかいな!
私、数週間前に同じことを中学校の担任に話したばかりなのに!
すぐ身バレしますがな。
「では、どうしますか?」と聞かれた。
市の教育委員会の通知は絶対だと思っている小中学校の先生方、
市の教育委員会が掃き掃除はいいけれど、拭き掃除はダメって
言ったから、意味がわからんけれど拭き掃除ダメ!絶対!と
守っているくらい…。(いまはどうか知らないけれど)

なので、一言、「出席停止の場合の実技教科の評価は考慮する」
というようなことを次に文書をだすときにでも一文、
入れてほしい。
兄弟が多くて発熱のたびにセットでまじめに休んでいる子も
いるので、とお願いしておいた。

この選択は正しかったのか…と元高校教諭の友人に話すと、
「学校名、私なら言うわ。いつも適当な回答ばかりしている
中学校も教育委員会から聞かれて焦ればいい!」と言っていた。
一応…中学生の花子は推薦を希望していまして、
そのための出席日数稼ぎに頑張っている。
先生の心象を悪くしないで!と私はいつもお願いされているので、
教育委員会に電話して、学校名を伝えた」なんて話、
怒られそう、「私の推薦が終わった~!!」と。
中学生の娘が内申点を必死にかき集めている様子は
家を購入するときに有り金をかき集めて頭金にしたときのよう。
後が楽なように!という思いはわかるけれど、
先生たちの評価のつけ方、結構、微妙…。

「貴重な意見をありがとうございました」と教育委員会
おじさんに言われたとき、やっぱり選択間違えた?と思ったり。
正解がわからない…。