気が付くと、見てしまうＮＨＫの番組がある。
「素顔のギフテッド」
かれこれ４，５回は観た！
なにか発見があるかも？と食い入るように見てしまう。
学校の成績はトップクラスなのに「学校がしんどい」と
語る中学生男子生徒。
我が家の中学生、花子とかぶる、
最近、花子に数回、「学校がしんどい」と言われた。
花子は不登校予備軍だと思うし、いつなっても不思議はないと
思っている。中学校がレベルにあってない、の一言に尽きる。
『ギフテッド』という映画も、観たときに花子を
考えた、なんていう話をインディアナ州の仲良しパルにした。
Yes, I thought of Hanako too just reading the title
and seeing that picture!
(ええ、私もタイトルを読んで（映画の）写真を見ただけで
花子を考えたわ。）
She is most assuredly,completely gifted and
I'm honored to "know" her.
（花子は確かに、完璧にギフテッドで、
彼女を知ることができて、本当に光栄だわ。）
『ギフテッド』にでてくるのは数学的天才の女の子。
ＮＨＫの素顔のギフテッドには美術のギフテッド、
言語のギフテッド、数学のギフテッド…といろいろとでてくる。
彼らのＩＱ数値が表示されているのを見て、
花子も知能検査（発達検査？）を受けようかと
何度も思ったことがある。ずば抜けているのか、
実はふつうなのか、はたまた凹凸があるのか。
発達検査を受けることは意外に大変そうだった。
しかも、その数値、持って行く先はない。
例えばＩＱ140だったんです！と公立中学校に提出したところで
なにか配慮があるか？
きっとなにもない。
「ふーん」で終わる。
小学生の弟が発熱したので中学生の花子も休ませる、と
市の教育委員会の通知に従うと話すと、
「お母さん、そんなに怖がらなくて大丈夫です！」と
言った担任ですから期待もできない。
そう考えると、花子の知能がギフテッドだろうが普通だろうが
実はあまり問題ではない。
問題は、花子が”学校をしんどい”と思い始めていること。
その解決策はいまだに思いつかないこと。
花子のリミットがくるまでに策をなにか見つけなければと
年の瀬に焦っている。
