ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

投票カード

イギリスに住んでいるヨーロッパ出身のパルから手紙が来た。
同封されていたのはクリスマスカードとこれ。

POLL CARD:投票カード
f:id:bitter-chocolate3:20191224155656j:image

「きっとメイには面白いと思うの。」と添えてあった。
なんだろう…とよく読むと、
どうやら投票カード。
投票場所に投票時間…といろいろあるけれど、
投票日が12月12日!
これって、あの選挙の投票カードか!
EUから抜けるかどうかも含めて話題になったあの選挙。 

彼女はイギリス市民権を得たばかりで、今回が初めての選挙。
とても楽しみにしていたけれど、彼女の夫は政治的なことを
妻と話すことは嫌がるタイプらしい。
彼女と彼女の夫の政治的スタンスがまた真逆なのも大きいのかもしれない。
話せば話すほど白熱しすぎるんだろう。

「あなたは夫と同じ政治的スタンス?」と聞かれた。
いいえ、全く。
私は夫がどんどん保守化していっているように感じるけれど、
夫は家庭を持ち、守るものができたら保守化していくのは当然だと主張する。
同じく家庭を持ちながら、いつまでも権威主義に抗う私は
どこの革命家なんだ?と私の政治的スタンスを急進的だと言う。
保守と革新、全く違う。

イギリスのパルは夫婦間のいさかいを避けるために政治的な話を
避けるようになってしまっているらしい。
いままでは私と夫の政治的考えだけの話だったのに、
最近は中1の花子や小5の太郎がまた違った視点で政治を
語ったりすることもあり、とても興味深い。